原題「THE ZONE OF INTEREST」
※タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく。
【人間は自分に都合の悪い事から如何に目を反らせられるか】
そこはプール付きの屋敷、近くには水遊びの
映画感想『異人たち』
原題「ALL OF US STRANGERS」
原作は未読。
ドラマは何作か見たがこの作家の本を読んでみたいと思った事も無いので全く傾向も解らない。
古い付き合いである自称“昭和のゲイ”の親友はこの作品を観て「身につまされた」と言っていた。
彼が何を以ってそう感じたのかは解ってるつもりだ。
LGBTQを主張する声も多い今の世代には今作で描かれるクローゼット的要素は理解されない部分もあるかも知れない。
確かに家族を含め誰にも話せずひっそりと自分の性を隠し生きる主人公アダム