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石工が遠のく

ここ数日春が深まって と春が深まるとは言わ
ないか しかし 春が深まるというのは黄緑や
黄色 ピンク系の色の深まりに思えて 秋の
深まりは赤や茶色が濃くなった後 黄土色の
単調に広がるという感じに思える と余計をは
さみつつ 窓を開けて風を通してネットニュース
の見出しをスクロールしていたところいつの間
にか意識が遠のきもう図書館は諦める行けない

石工が遠のく とミスタイプ 石工は? ありません
それはまずいな 心臓マッサージだ 石工をと
り戻しました 失禁してます

よく考えたら縦方向の隣町に行けば図書館が
充実しているかもしれないと薄々気が付いて
いた とにかく詩集は高い とにかく詩集は高い
繰り返しますが とにかく詩集は高い薄くて
あたり外れが激しいのに 有名な版元から出さ
れたものでも 買ってください私の詩集の内容
とそれほどの違いがあるとは思えないものも多い

だから閲覧しに行くの 図書館へ 500円以下
でしか詩集は買わないと決めている そういえば
ここのところ1000円以上出して本を買っていな
い 三十代半ばには気になった本は買うことに
していた 買わずに後悔したことが何度かあった
言って後悔したことはその頃には減っていた

今日は今年初のそうめん 久しぶりの天ぷら
娘は不在 5限目の講義が終わるのが六時半
何やかやで帰宅は八時半 夜学かね 高校に
続いて大学も不条理大学かと思い始めている
まあその代わり一限が補講扱いなのは助かる
痴漢電車に乗らずに済むから リュックは前に
しょいなさいと指導しておきました

図書館の本は大切に読まなければいけないか
らなんとなく熟読できない 手跡をできるだけ
付けないように 開き癖が付かないように そう
すると熟読が出来ない 流し読みになるけれど
詩集を読みたい

冬の森番 ふづくら幻影 コーヒーに砂糖は入れ
ない 焼け跡 暮らしの降霊 ドールハウス
どうぶつの修復 ブリッジ 小松川叙景 
h-moll 雨をよぶ灯台 象とY字路 ソ連のおばさん
ニューヨークディグダグ 悪い兄さん ホロウボディ
美しい小弓を持って ジャイアントフィールド
真空行動 遅刻者 複雑骨折 針葉樹林

読み飛ばしたい本もあればじっくり腰を据えたい
本もある 高くて買えない 買えるけれど他に
優先する使い道が沢山会って余裕がない

だから都会の図書館へ行ってできるだけ読み
飛ばしてくるのだ どうしても心に残ったら幾ら
だとしてもそのうち買うし 

娘の大学の大きな図書館で借りてきてもらう
のもありかな けれども今日はとても重そうな
リュックで出かけて行ったのを見ているから
かわいそうだな 遠いところ


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