夢の逆算

夢の逆算

夢を追いかける人生は素敵だと思う。そう教えられもする。夢を追う、どんな。大抵はスポーツ選手、芸能関係、華やかでちやほやされて、当たれば金銭的にも大きな夢。あるいは政治家になって人々の暮らしをよりよくするために人生を捧げたい、大きな会社を動かす人物となって、暮らしの発展に貢献したい。または、医療の道で、より多くの人の命を救いたい。

夢にもいろいろ。夢を追い続けて年をとってしまった。夢なんて忘れてしまった。そんなことを夢見たこともあった。そういう人も沢山いる。その夢を自分の子供に託す人もいる。

夢を追い続けている。夢を捨てられない。いつか必ず、陽の目を見る。そのためにいまも夢に向かっての活動を絶やさない。そういう人は夢を諦めた人より大幅に少なくなる。夢の為に自分の人生を費やすのみならず、人の人生すら夢につきあわせて生きる人。そういう人だって、存在している。

夢を叶える人はその夢が大きな夢なら大きいほど少ない。夢の大きさと叶える人の数は逆相関となる。ならば、そのあたりに、何かのヒントは隠されてはいまいか。全く夢を持たないと言う人も少なからずいる。

別に持つか持つまいか、夢など儚くどうでもいいものかもしれないが夢を人間の他は叶えない。