見出し画像

いまさら 五篇

結局 残った 我々 二人で
いまから ピザをさ んとうぶ んするよ
それがい みふめい というも のだろう

動機が 淡くて ひとには 言えない
旅へと 出てから 帰った 間に
ずいぶん 茂った オリーブ の林

別れの 時間が 来るまで わずかに
間があい てるから 自己紹 介した
初めて 知ること いまさら いくつか

覚悟を 問われる 筋合い もなしに
問われた 覚悟を 無視して いたとき
双子の 丘には 虹がわ たされた

ひらくオ リーヴの 性器た る花は
ひらくジ ャスミンの 性器た る花と
いっしょく たにされ 花瓶が 乾いた


4音4節3行の
定型短文(詩?)を提唱します
#方法詩 (文)?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?