情念とワクチン・故郷

情念とワクチン・故郷

暗い
情念

あんまり
ないな

親父は憎かった
けれど

胸の内に
秘めて
燃やしている
情念の
ほのお

ないない

あったかもしれないが
なくなった
そして
忘れた

わすれると
へいばん
まいにち

しいて言えば
目にしたことから
ヒントを得で
書き物をする
これが
情念なら
情念かも

なさけ
おもい

どちらも薄い

会いたい人も
それほどはいないね

ワクチンを
打つ前に

私の
同世代の
人たちは
日本各地で
暮らしている

少し話を
拡げてみた

でも
やめた

正直
あの
直角注射
怖い

五年近く
夏休みしたから
副反応で
死んでも
仕方ないかな

とは言えないな
その執着
それ
情念か

そうかもな

私の
同世代の
人たちは
日本各地で
死にたくないと
思っている
おそらく

死に
追い込まれる
人たちも
いる

道端に
誰か
百合の花
植えたんだろうな

四五輪
咲いていた
白い
その
葉と茎は
泡立ち草に
似ている

豚草って言った
あまり見なくなった
空き地が
減った

ふるさとって
帰りたいもの
なんだろうか

過去に
よるだろうね
その土地での

生れたところと
暮らしたところ
同一
まあ
快適

大きな町だよ
富士山も
冬には見える

こどもの
ともだちは
亀有まで
自転車で遊びに行く

元気いっぱい
治安も悪い
北の方は

雨が降りそう
一時には
家を出る

どこから
ふるさとでは
なくなるのか

集落
地域
市
地方

境界のあたりを巡れば
わかるかもしれない
けれど

遠くが怖い

やめて
しろい

そとから燃やされる
情念
内に秘めて

すれ違ってくる
怖い

異物を
体内に
取り込みに行く

それで
いのちが
守られると
信じられるか

2回目終了

少し頭痛と熱っぽさがあったので躊躇なくロキソニンのみました

あと　腕が痒い

あと　ちょっと言えない副反応が1回目に続いて出た

フーフーいうようなつらさは無し