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俳句について

俳句について

定型の短詩(俳句、短歌)は短さ故に取っつきやすく、難しい。とくに、俳句は五七五という二十文字足らずで、ともすれば世界を表現してしまう。大人の趣味として、やりごたえは特級。しかも競技人口ならぬ作句人口も多い。文化系の趣味としては最高峰といってもいいのではないだろうか。

私もそんなに明るい世界ではない。しかし、ここのところものすごく俳句を作りたい。いつだったか、短歌のブームが自分内に巻き起こった。短歌も奥の深い世界ですそ野が広いが、口語、ナンセンスを根底に百首程度作成しブームが去った。長い移動時間の暇つぶしにちょうど良かった。雑誌に応募してみたが掠りもしなかった。やはり、層が厚い。

短歌には季語はないが、俳句には季語がある。季語がだいたい五文字とるので、あと、使えるのは十二文字。そこに永遠の風景、情景を切り取るのだから簡単なわけがない。

そのかわり、名句ができたときの満足感は計り知れないだろう。まぐれでそのような句ができてしまいそうなところも俳句の魅力だ。ひとり楽しむ分には費用がほとんどかからないのもいい。頭も使う。実はいくつか作ってもみた。いずれ、短歌、俳句と恥ずかしながらご笑覧いただきたく草々。

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