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修行 五篇

かくした リボンは 手元に 持ってる
黄色い リボンが 蛇の目い ろになり
飛び去る ときまで 手元に 持ってる

蛍の 柱を みてみた いのだが
みられる 地方を 街でた ずねてる
ギターを かかえて ぽろとも 鳴らさず

記念 公園で 記念を 気にせず
こどもが ひとしき りあそん だあとの
小石を つみあげ 記念碑 としたい

うすぐも りのひに やくそく したのは
日ごとの 剃毛 それから 菜食
僧侶の 修行に 似ている というな

ほら見て ここだよ 恋愛 の跡だ
のこるも のなのね めずらし いことね
ぼくらの 跡だよ 忘れた ようだな

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