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七つ道具

七つ道具

外出するとき、絶対に持って行くもの。七つ道具のようなもの。私の場合は何だろう。そういえば、昭和のサラリーマンは鞄なんか持っていなかった。手ぶらだった。新聞紙を折り畳んで、たばこを吸いながらスーツをひらひらさせて歩いていた。その当時であれば財布、手帳ぐらいのものだろうか。

今、ほぼみんな持ち歩いているのはスマホ。これ一つで大抵の事が片づく。私も一応スマホは持ち歩く。誰から着信があるわけでもないが。妻と出かけるときは持って行かないこともある。

あとは私の場合、頭痛持ちなので頭痛薬は絶対だ。たとえスマホを忘れても。持っているだけで安心。

ほかにはハンカチ。ティッシュは最近持ち歩いていないと今気づく。スマホ、頭痛薬、ハンカチ。この三つだけなら手ぶらで歩ける。

ここのところはカメラを持って歩いている。リコーGR。といって、撮ることは少ない。町中でカメラを出して、何だかいいことが起こる気がしない。逆にトラブルが起こる気配の方が濃厚だ。本当に一応、持っているだけ。

行く場所によってはそこに文庫本が加わる。待たされそうな場所へは暇つぶしに携える。その本はなかなか読み終わらない。今は池波正太郎にいて書かれた本を持っていく。

無くていつも後悔するのが筆記具だ。比較的持ち歩いている事が多いが、肝心なときに限って持っていない。従って、薬袋に小さいボールペンを繋いでおいた。それで満足してしまい、書けるかどうか確認していない。今試したら書けた。

これで六つ道具。後一つ椅子が開いている。今のところ埋まる予定がない。

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