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ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー

2002年にファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を取った。職場で取らされた。
研修を受け、模擬テストをしてみたところ合格点に達したので受けてみた。
勉強時間はおよそ40時間程度だったか。
当時は民間資格で、試験に通りさえすればよかった。その条件は協会が提示する教育を受け、受験資格を得たものといった具合だったと思う。ペーパーテストで70%以上の得点で合格だったか。
雨の市ヶ谷、法政大学に試験を受けに行った。
老若男女様々な年齢層の受験者がいた。白髪の年輩者もいた。会社に受けさせられているのかなと思った。後ろに、鉛筆をかたかたならすうるさいのがいて、腹が立ったのを覚えている。
試験はあまり手応えを感じなかった。落ちたらまた勉強かと暗い気持ちでイングリッシュインスティテュートの横を傘を杖にして、お堀端一駅を歩いた。
何点だろうと受かれば勝ち。受かってよかった。
そして、アフェリエイテッドファイナンシャルプランナー、またはファイナンシャルプランニング二級技能士は今、巷にあふれかえっている。
しかし、企業内FPは専門分野のことしかわからない。もし、気軽にご相談、などと相談の告知が社内掲示板に貼ってあったら、相続や税金の相談をしてみるといい。その人の実力がわかる。また、資産運用の基礎知識なども教えてもらうといい。たいてい困ると思う。
なぜなら、自分で運用などしていないから。
日本でファイナンシャルプランナーの地位が向上するまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
それでも資格は二級なら比較的取りやすいので資格を持っていたいという人にはお勧めかもしれない。

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