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海に

海に

海に行っていない。海にいく体つきでもない。

今、水着もいろいろあって、ハイネックのぴったりしたシャツのような上半身のものもある。あれだと、日焼けせずにすむのだろうか。

昔はよく、茨城の方に海水浴に行った。水がきれいだが冷たい。岩が多い。もちろん、震災のずっと前の話、海に行ってもおかしくない若者の頃だ。

仕事で海沿いはイヤというほど通った。海の方を担当していた。海の担当、というと何か海中の世界の仕事のようでメルヘンめくが、そういう仕事ならば辞めなかったかもしれない。

砂浜が減ってきているらしい。海面が上昇したのか、海流で砂が持って行かれてしまったか。すると、砂をどこかから持ってきて足して行かなければならない。実際、どういうたぐいの荷物を運ぶのか知らないがダンプが海沿いを結構なスピードで行き交っていた。

初めて入った海は谷津遊園の東京湾だと思う。水は透き通っていたが下に貝殻がぎっしりとあって、気味悪くて海に入れなかった。浮き輪の上で泣きわめいていたことを覚えている。おそらく、観覧車などもあったに違いない。

覚えているのはヘリコプター遊覧飛行、十分(五分)○○円という乗り場に、長蛇の行列ができていたことだ。数十メートル飛んでまた下に降りてくるという、それだけ。結構な料金だったかと思う。お金があれば空を飛べるのだなと思ったが、別にぜんぜん飛びたくなかった。

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季節感無視ですみません

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