心に残る言葉
心に残る言葉
言われて心に残っている言葉は誰にでもあるだろう。
心に残る言葉をどのようなシチュエーションで言われたか。それにより、その言葉の印象もだいぶ変わっていく。
たとえ、人生の真理めいた核心を突くような言葉(それはどんな言葉だろう)を聞くことが出来たとしても、何らかの関係性の中で激昂したときに言われたのであれば、その言葉は心に残ったとしても、そのときの気まずい雰囲気や反発心とともに苦々しく思い出されることとなるのではないだろうか。
人を怒る、人に怒りをぶつけるということはとても簡単で、とても恐ろしい。そして、怒ったことなどすぐに忘れるのに、相手はいつまでも覚えていることが多い。
本当であれば、他人を怒ったり、非難したり、恨んだり、腹をたてたりするべきではない。そういった攻撃性をごっそりとどこかへ捨てられればどんなにすばらしいことだろうか。
攻撃性が強い人と弱い人がいるのも腹立たしい。みんな同様に同レベルであればどんなだろう。
しかし、攻撃性は社会の空気や雰囲気であるいは育ち、あるいは萎む。心に残る言葉から書き始めて攻撃性に話が逸れてきて、文章すら攻撃性を帯びてきたように思う。攻撃と思われる中で放たれた言葉はいくらいい言葉だったとしても心に負の感情とともに残ることを書きたかっただけなのに。
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