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かりあげクン難解ネタ

かりあげクン難解ネタ

植田まさし作「かりあげクン」。以前マンガ雑誌を何誌も買っていた時期があり、漫画アクションに掲載されていた四コマの漫画。
そういえば一時期四コマの漫画雑誌がとんでもなく何誌もコンビニに並んでいた時期があった。その中のマニアックな雑誌も実家に行けばあるがその話は別にするとして、その、かりあげクン自体はなんて言うことはない四コマ漫画(だからといってとてもではないが私には描けない)なのだが、時折、せりふもなく難解なものが出てくることがあった。
先日、新聞で同じ作者のやはり難解の回が意味不明と言うことで話題になっていたが、それに関しては割とすぐに意味が分かった。言葉では難しいが、相撲の土俵と昔の丸いコンセントを上から見たときのアナロジーをネタにしているといった物だった。
で、その二十年以上前に見たかりあげクンの難解回については余りに意味が分からないので、ページを切り取って、いろいろな人に見せたのだったが、誰も意味が分からなかった。しばらく鞄の中に入れて、いろいろな人に見てもらった。今は、その回について、せりふがなかったこと以外何も思い出せない。
おそらく、すこしだけみる場所を変えたり、思考をずらしたりしてみればなんのことはない話なのだと思うのだが、こういうのは、分からない人には一生分からない。人の顔の絵の中に猫が浮かび上がったりとか、だまし絵のような物なのだろうか。今となっては鞄もないし、もちろんその漫画の印刷された紙なんか残ってやしない。
もしも謎を解こうとするなら、膨大なかりあげクンの漫画集のなかから探し出して作品を特定し、もう一度熟考する必要があるが、いくら暇があってもそこまでする気にはなれない。
時折、この度のように思い出して気になることがあるだろうが、この先もたぶん謎は解かれない。べつにどうでもいいがわからないまま。

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