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二週間後 わたしのnote遍歴7

楽になりたい。どういうことか。すべてを投げうちたいという事。つまり生きる事すべてを。

そうなったら限界だ。今まで 同じ薬を判で押したように処方してきた医者ではだめだと思った。別の医院 通院すら苦痛なのでできるだけ近い医者。ネットで探して電話をかける。一刻も早く診てもらわないと・・・

電話受付の段階で 担当者は話をよく聞いてくれた。やわらかい対応だった。少し気が楽になった。

しかし 最も早く取れる予約が二週間後だという。

二週間 地獄に耐えろと。貧困不安妄想地獄。あたまでは自分の極端な思考は嫌と言うほどわかっている。わかっているのに極端を思うから病気なのだ。ひたすら内側に向かって自覚しながら自滅していく。

病名なんて単なるレッテルだが このような状態は何というのだろう。不安神経症 貧困恐怖症 うつ病 または抑うつ状態? どこに診断書を提出する必要もないので いまだによくわからない。ただ 気分 という問題ではない。なってみれば明らかに尋常でないのでわかる。頑固でしつこい不安なのだ。

一日一日 どんどん気をすり減らしながら右肩下がりに過ごした。保険の外交の職を想像した。法人営業。社長に売り込んで社員保険をかけてもらう。おそらく中小企業の社長さんたち。彼らの個性の強さをよく知っている。それしかないかと思いこむ。

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