本は手軽
読書の秋ですね 食欲 読書 芸術とつづき スポーツの秋は私にはきません
別に気取っているわけではなくて スポーツが私からすっぽり抜けている
苦手で嫌いなんですね ただ 下手すぎですがゴルフだけは好き もうしませんがゴルフ場の朝の気持ちよさだけは好き うまく当たれば250ヤードぐらい飛ぶ あ 普通か
日曜の夜 早めに息子と風呂に入って 風呂あがりに本を読むか 映画を見るか 今日は本を読んでいたら書き物をしたくなった スポーツ好きな人がちょっとひとっ走りしてくるか みたいな感覚かなとも思う
別に文章で暮らしているわけではないが 文章を書くことは暮らしにある 生きがいというのはこういうものなのだろうか そこまで大袈裟には感じてはいないけれど
本を読む といっても古典とか学術とは無縁 拾い読みができる短い文が詰まった本が好み 昔から長い事集中するのが苦手 何かが翌日に持ち越されるのも好きではない
短期完結型 人生もそうだと ちょっとまだ勘弁
今晩はとある女性作家の短編を一つ読んだ後 これまた女性の詩人の詩集の二三篇を読んだら書きたくなって起き上がった ちなみに 私は寝床で寝転がって本を読む 長押に木ねじを打ち込んで そこからロープを垂らしたものに リストバンドを括りつけてそれに吊った手に小口を持って読書をする 確か以前 読書する人の写真を集めた写真集があったが私の場合は拷問されたトドの昼寝的迫力を持つと思う たいてい半裸でよんでいるし
その姿勢とは別に 私の読書は落ち着かない 本を枕元に積んでとっかえひっかえ
一冊読むのも時間がかかる 三冊同時に読み終えたり ぽつぽつとさみだれ的に読み終えたり 並行して小説 詩 エッセイ ノンフィクションなど 実用書は読まない
ただ 職を辞した時はグーグルアドセンスの本を読んだ 全く役に立っていない
長く本を読むと目と頭が痛くなる 老化 それは気力低下をもたらす というより気力がなくなって老化現象が引き起こされるのか 若い頃からローテンションの人間だが
本当はもっと本を読みたい 時間もある キンドルブックの読み上げ機能を使って本を聞いてみたが どうも肌に合わなかった 開いた本の読んでいる以外の部分の字面に 読書という行為の本質が隠されているような気がする 前後がちらちら見えていないと なんとなく気がのらない ペースの問題もある 本によって読むテンポがあるような気がする
外で本を読むこともあるがどこで読んだか 覚えていない 公園で読んだ 電車で読んだ 川べりで読んだ どの本も同じ 枯れた芝生の一二本も挟まっていたら ああ 外に持ち出したんだなと分かるかもしれないが
本を読んでいる人を見ると頭がよさそうに見える 本を読んでいると文化的な生活を営んでいるように見える この 見える というのが実利で 文化的生活を擬態するのに
本は手軽
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?