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忘れる

原油の 価格が マイナス のときに
新たな 油田が 発見 されるが
ごとくに あなたの 帰着は 気まずい

過去など 思いの 通りに できない
とはいえ 生きては 行かなきゃ いかない
まばらな 摘み花 枯らさぬ ぐらいに

県庁 近くに 流れる 川には
海から の水が 押されて 来ていた
毎秋 海水 魚たちが 浮き出す

誰もが 私を 忘れた としても
私は 私を 忘れは しないし
忘れる 以前に 意識が なくなる

定位置 に立って そのまま 座って
それをく りかえす 特別 な春を
過ごした 人から 老化が 進んだ


4音4節3行の
定型短文(詩?)を提唱します 
#方法詩 (文)?

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