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ス〇〇スは健康的な勃起の大敵!-両者の関係に迫る- 

初夏の木々の彩りが大好きなSです。
これまでの様々な記事で「EDの原因」に触れてきました。
その中に必ず登場する「ストレス」。
今回から数回にわたって、現代社会で避けては通れないストレスとEDについて考察していきます。

はじめに

勃起不全の原因となる要因は多岐にわたります。勃起不全の一般的な原因の一つは、今回取り上げる精神的ストレスです。これは、男性の勃起の達成とそれを維持する能力に大きな影響を与えるとされています。
ストレスと一言で言っても、仕事でとても大変な一日を過ごしたり、経済的な問題を抱えたり、子供に関することや身内の介護など様々です。個人的・職業的なストレスを寝室にまで持ち込んでしまい、性生活や精神的健康に影響を与えてしまっているのです。

性生活がうまくいかないカップル


勃起不全に悩まされていて、その原因としてストレスを疑っている場合は、ストレスが体にどのような影響を与えるのか、また、ストレスを管理するために何ができるのかを理解することがとても重要です。
本記事では、ストレスと性機能障害の関係について探り、ストレスを軽減して性的な健康を改善するヒントとテクニックを数回に分けてご紹介します。不定期な勃起不全か慢性的な勃起不全かにかかわらず、性的な健康と幸せをコントロールしたい男性にとって、必読の内容を記していきます。

勃起不全(ED)の原因

EDは、身体的、心理的、ライフスタイルに関連した様々な要因によって惹き起こされる一般的な症状であり、特別な疾患ではありません。
EDにつながる身体的要因には、糖尿病、高血圧、心臓病などがあります。
勃起不全の心理的な原因には、ストレス、不安、うつ病などがあります。
ライフスタイルを要因としたEDを惹き起こす可能性のあるものは、喫煙、アルコールの過剰摂取、薬物の摂取などがあります。

喫煙、アルコールの過剰摂取

ストレスと勃起不全の関係

心理的な勃起不全は、多くの場合でストレスに対する身体の物理的反応の一部であり、EDの最も一般的な原因の一つです。
ストレスを感じると、体はストレスホルモンの一つであるコルチゾールを放出し、それによって血管を収縮させペニスへの血流を減少させてしまいます。ペニスへの血流が減少すると、勃起を達成させたりそれを維持したりすることが困難になります。
コルチゾールは、血圧と血糖値を上昇させます。このコルチゾールは、性生活にとっては決して良いものではありません。コルチゾールの値が高いほど、国際勃起機能指数(IIEF)のスコアが悪くなります。
男性がストレスを感じると、交感神経系の活動が活発になり勃起が阻害されます。また、勃起に関与する副交感神経系までも抑制されてしまいます。
身体に対するこれらの影響が明確なため、ストレスを軽減することは勃起不全を治療するために大変優れたアプローチなのです。
さらに、ストレスは不安やうつ病などの心理的問題にも影響を与え、EDをさらに悪化させる可能性があります。また、ストレスを感じると性欲や性衝動が減退することもあります。

次の記事に向けて

本記事では、EDの原因の振り返りから、ストレスとEDの関係までを記してみました。
次回は、ストレスが原因のEDに対するストレス軽減のテクニックをご紹介いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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