見出し画像

レッグレイズについて

レッグレイズは、腸腰筋を含む腹筋群の強化に効果的

適切なフォームと安全性に注意しながら行うことが重要です。

Japan Journal of Physical Education, Health and Sport Science」に掲載された腸腰筋に関する研究について以下のうように記されています。

研究目的: 本研究は、筋電図(EMG)を用いて徒手運動種目による腹筋強化の効果を調査し、特に腸腰筋の活動に焦点を当てています。

運動種目: シットアップやレッグレイズなど、7種類の腹部トレーニング運動における腹直筋上部、腹直筋下部、外腹斜筋、大腿直筋の筋活動を比較分析しています。

主要発見: レッグレイズは腹直筋下部と外腹斜筋の筋活動が高く、これらの筋肉の活動を促進するとともに腸腰筋の活動も高めることが確認されました。

安全性に関する注意: レッグレイズは腰椎に過度なストレスを与える可能性があるため、安全に実施することが推奨されます。

レッグレイズが腸腰筋を鍛える根拠は、この運動が股関節の屈曲を行う際に腸腰筋群に負荷をかけるためです。
 レッグレイズが腸腰筋のトレーニングに効果的である理由は以下の通りです

股関節の屈曲:レッグレイズは股関節を屈曲させる動作を含むため、腸腰筋群(大腰筋や腸骨筋など)に直接的な負荷を与えます。

腹直筋下部との連携:腹直筋下部を鍛えるレッグレイズは、腹直筋と同時に腸腰筋群にも効果的です。特に、腹直筋下部よりも少し下方を支点として意識することで、腸腰筋をより効率的に鍛えられます。

適切なフォーム:脚を持ち上げる際には、脚を床から約45度まで上げ、呼吸を吐きながら腹筋群をしっかりと収縮させることが推奨されます。この動作は腸腰筋にも負荷をかけ、トレーニングに役立ちます。

これらの理由から、レッグレイズは腸腰筋を効果的に鍛えるエクササイズであると考えられます。

また、腸腰筋は筋線維の構成において、type I線維とtype II線維がほぼ等しい割合で存在し、持続的な姿勢や関節の安定に寄与する役割と、瞬発的な動作を迅速に行う役割の両方を果たしています。
これらの機能によって、腸腰筋は日常生活やスポーツにおける様々な動きにおいて重要な役割を担う筋肉です。

安全な方法でレッグレイズを行い姿勢の修正するもよし、スポーツに活かすのいいと思います。皆さんもやってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?