毒親の記憶 分籍届け

8年振りの役所

運転免許証を取るために住民票を取りに行って以来でした。
埼玉県志木市の志木市役所
知らないうちに変わっていて、8年という時間の流れを感じました。
無機質な床とコンクリ打ちっぱなしの壁
知り合いのおばちゃん達が忙しく働く。

ガラス張りの4回建て

タッチパネル式の案内板。

受付の方が居る総合案内は1階に2か所もありました。


敷島神社も敷地内にある田子の富士の模型もありました。
駅前の看板で文化財になっている事を知りました。

分籍届け

私の記憶では古い庁舎のまま、
建て替えられたピカピカの市役所に面喰いながら本題に入ります。

分籍の方法や注意点にゆいては他のサイトを参考にしてください。

軽くまとめます。
・分籍は絶縁ではない。
・親であれば本籍地などを調べる事が出来る。
・2回以上の分籍転籍をする事で現住所と本籍地を調べにくくする事が出来る。
・ほんとに逃げるんであれば役所の書類は一切動かさない。

こんな感じです。

手続き自体は難しくありません。
分籍届けを記入して、戸籍謄本付帯書と一緒に提出する。
これだけです。

分籍完了までの時間

本籍地を置いている役所で申請しました。
地元の役所で審査をする。
10日ほどかかります。
   ↓ ↓ ↓
転籍先の役所に書類を発送。
   ↓ ↓ ↓
本籍地の書き換え
10日ほどかかるそうです。
   ↓ ↓ ↓
手続き完了

20日間ほどかかるそうです。

なぜ地元の役所へ?

郵送で地元の役所から戸籍謄本などの書類を取り寄せて転籍先の役所へ申請する方が負担は少ないと思います。

自分の気持ちに区切りを付けるために地元に行きました。

ベッドタウンや田舎では役所と病院は噂話の出所として有名です。
ささやかな仕返しのつもりで行きました。
私は友達が居ないのでマヤる相手はいませんが、
薄い記憶の中で見たことがある顔もありました。
もう二度と地元へ足を踏み入れる事はありません。

分籍という選択の意味


「俺の家系図」「俺が初代として家を大きくする」
これが口癖だったウチの毒父。

縁を切るという意思表示の為にも必要でした。
「除籍」
この言葉が大切です。
家系図には入らない。家族という形ではない。
毒親とサバイバー
それだけ

3月には購入した戸建てに引っ越すので、3月を機に完全絶縁するための第一歩

まだまだ完了は遠いですが、小さいけど大切な1歩。

分籍後の気持ち

2時間電車に乗り、駅からバスで15分

市役所で3時間待ちました。

またバスに乗って駅に戻りました。

大げさな意味ではなく持っていたリュックが軽く感じました。
私は幸せになっていいんだ。
親だからってリスペクトしなくても良い。
地元から離れ3年経ったあたりから解毒され始めて、7年弱経ってから分籍できた解放感は半端ない。
これから自分の人生を生きていきます。

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