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AIに小説を書いて、読み聞かせしてもらった【ChatGPT×読み聞かせAI】

こんにちは!ゼンリン東海の渡辺です。

突然ですが、みなさん、一度は憧れたことありませんか?
モノを作り出す側の人間に。

小学生のころからずっと本と読書が好きでした。
過去形なのは、最近読書ができていないから。
しかし、相も変わらず本好きな人間なので、家には「まだ」読めていない本が本棚を占領しています。
私自身は「本を読む」という行為が好きなので、いざ読むぞ!となった時はおうちでまったりはもちろん、喫茶店や、電車の中で読むことも多いです。

そんな私が、触らず嫌いしているのが「オーディオブック」なるコンテンツです。どうも耳からの情報で想像を膨らませるのが苦手で。。。

でも、なかなか時間が取れない、、、新しい本を読みたい、、、というもやもやを解消しながら、いつかやってみたかった創り出す側の体験を叶えるために、AIに力をたくさん借りながら、今まで触れてこなかった「聴く本」にも挑戦してみようと思います!!

1.小説づくり

ではまず、聴くために「物語」を作っていきます。とはいえ才能はないので
ChatGPTに投げてみようと思います。

https://chatgpt.com/

依頼はたった一言
「ごきげんよう。から始める違和感がすごい小説を書いてください」

そしてできたのが、

何とも言えないですが、なんとなく場面が頭に浮かぶ小説にはなったのでこんな簡単な1文からの着想としたらさすがはChatGPT。と言えるでしょう。

制作意欲は少し満たされたので、今度は「聴く」に挑戦します。

1.Acrobat Readerに読んでもらう

PDFにテキストを変換して、せっかくなのでAcrobat Readerに読んでもらおうと思います。

PDFを開き、メニュー>表示>読み上げ>読み上げを起動 
もう一度上記の読みあげまでの手順を繰り返し、
「このページのみを読み上げる」または「文章の最後まで読み上げる」を
状況に応じて選ぶことで、音声が開始されます。

こうしてできたものがこちらです!

「読んでくれましたね」っていうのが正直な感想です。
抑揚もなければ、イントネーションもひっちゃかめっちゃか。
頭に内容が少しも入ってくる気配がありません。
これじゃあ、聴く本とは全く言えないです。。。
せっかくChatGPT先生が作ってくれた小説も品質ダダ下がり。

もう少しだけでも人間らしくしたい!と別のAIを頼ってみることにしました。

2.vidnoz AIに読んでもらう

テキストを入れ込むことで簡単に音声を生み出してくれます。
また、先ほどのAcrobat Readerと大きく異なるのは
「どんな人に読んでもらうか」をざっくりを指示できることです。

・放送、教育、カスタマーサービスの専門知識を持つ中年男性の声
・プロフェッショナルで多才な中年女性の声
・子供向けの女性の声
・温かく励ましに満ちた若い男性の声

など、男女と大まかな特徴で選ぶことができます。

今回は物語に併せて男性に、そして
「ナレーション向けのプロフェッショナルでフォーマルな中年男性の声」
という特徴を持った声に読み聞かせてもらいました。

出来たものがこちらです!

先ほどよりは!見込みがあるのでは?ないでしょうか??
まだまだ抑揚や自分語り感はないので無機質な感じがしますが
特徴が入ってくると頭への浸透率は変わってくる気がします。

現代にある「オーディオブック」は恐らく声を仕事にされている方々が読み聞かせてくれるはずなので、そう考えたらなんだか前向きになれてきました。
いつかはAIで自分の聞きやすい声や場面に応じた声色、自分がイメージしていた声などで聴かせてくれたら、人それぞれの世界観の物語が生まれそうでなんだか楽しそうです。

とりあえず、「オーディオブック」への触れず嫌いをやめるためにも触れてみようかと思います。

少しでも積み上げられた本の山が解消されることを祈って。。。

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