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飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

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日本一の豪華客船飛鳥Ⅱでの105日間の、世界一周クルーズ旅行記。
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2020年3月の記事一覧

神戸入港・出港

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記「神戸港」 朝目覚めて、窓の外を見ると紀伊半島が見えた、波は穏やかで少し靄がかかっているが快適な航海です。クルーズ最初の朝食、小鉢に味付けエノキとおろし大根、煮物に厚揚げ生姜煮、焼き物に鯵の一夜干し、汁物はとろろ昆布入豆腐の味噌汁、ご飯はトンブリ入のお粥、それに納豆か温泉玉子、鯵の干物は焼きたての熱々で柔らかく最高に美味しかった。朝食後11デッキのりドカフェでモニーングコーヒーを、コーヒーはそれぞれ出される場所で種類が違っていて美味しい。海を眺め

鹿児島入港・出港

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ(鹿児島港) 朝起きると飛鳥Ⅱは、九州の志布志湾沖を航行中でした。朝食は、昨日同様和定食を食べる、朝食後ブリッジからの船長の船内放送で、大隅半島にある宇宙開発機構のロケット発射場が右舷側前方に見えますと放送が有った早速、カメラ片手に7デッキへ、ロケット発射場は半島の山肌にへばり付くように設置されていた。想像していた設備とは全く違って狭い地域に追跡レーダー施設などが有った。 昼食は、鉄火丼、生マグロの味は最高で、美味しかった。昼食が終わる頃左舷側に薩

香港入港・出港

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記「香港」 朝起きて窓の外を見ると、香港の高層マンションの明かりが見える、外が明るくなった7時頃、中国大陸側の九龍半島海運大厦(オーシャンターミナル)に接岸した。 6日ぶりの陸地に降り立った、半日観光で映画「慕情」の舞台として有名になった西洋の香りのする、高級リゾートがある浅水彎(レパルスベイ)、香港を代表する展望ポイントのビクトリアパーク、香港最古の廟で文武の神を祀る文武廟(ブンブビョウ)、高級店が立ち並ぶハリウッドロードを巡って飛鳥Ⅱへ帰る

ミスティ・フヨルド(ケチカンで茶会)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズアラスカクルーズ ミスティ・フィヨルドクルーズ ケチカンの東35kmに広がる壮麗なミスティ・フィヨルド国定天然記念物は、海崖、険しいフィヨルド、そして海面から900mの高さに突き上がるようにそびえる岩壁などが織りなす自然景観のモザイクです。この地は雨が不断に降るため霧(ミスト)がかかっているように見えることから名付けられたもので、海面から山頂までほぼ垂直に立ち上がる斜面が深い降雨林に覆われています。船長の判断で大岩壁の近くまで接近して航行、凄い迫力でし

終日航海(アラスカクルーズ)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「アラスカクルーズ」 いよいよアラスカクルージングの始まりです。入り組んだ狭い海峡を通過、遠くに雪をかむった山脈が見え、アラスカの海と森林とマッチし、絶景の景色が続きます。お昼には、アラスカの原住民が住むベラベラの街を通過、街の付近には白頭鷲が、樹木の先端に時々姿を見せます。また、海面にはクジラが顔を見せます。 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

終日航海(ホエールウォッチング)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「アラスカクルーズ」 今日は、ポイントアドルファス付近でホエールウォッチング、残念ながら天候は雨、10時過ぎにクジラやアザラシの多くいるポイントに到着、度々船内放送で船長より、クジラの居場所の案内放送があるが、デッキへ出ると姿が見えず右往左往する。 小雨が降る中、なんとかクジラやアザラシ、白頭鷲、シャチなどを撮影することが出来た。 ■航路図 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスから

ジュノー入港・出港

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「ジュノー」 坂道が多いことからリトルサンフランシスコと呼ばれているジュノーの観光、こじんまりした港に,飛鳥Ⅱを含め4隻の豪華客船が入港していた、何故か飛鳥Ⅱは一番はずれの埠頭に接岸、街 の中心部までは、シャトルバスが運行された。 午前中に氷河見学のツアーに参加する最初に、サーモン孵化場を見学、海岸線や近くの建物の屋根に、白頭鷲が沢山いた、次いで、メンデンホール氷河へ、ジュノーの街から北へ21kmに位置し、ジュノー氷原を源とする全長約19km、幅約

アラスカクルーズ(ハバード氷河)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「ヤクタット湾」 緯度:N 61度 12分 経度:W 147度 49分 天気:くもり 気温:9度 速度:16.3ノット 海域:アラスカ湾   朝はやくパイロットが乗船してきてヤクタット湾を目指して航行。お昼前にヤクタット湾に入る、時々氷河が崩れた流氷が流れてくる、エメラルドグリーンに輝いた氷河が、青い海に漂う風景は綺麗だ。 13時頃「ハバード氷河」に接近する、氷河の近くは崩れ落ちた氷河の破片と氷で、接近できない青く輝く氷河と、残雪の残った山の風

アラスカクルーズ(ハーバード氷河)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「プリンスウイリアム湾」 横浜を出港して91日目、今日は、プリンスウイリアム湾内をクルーズ、東と北をチュガッチ山脈に、西をキーナイ半島に、囲まれた湾内です。 湾内には様々な氷河が存在します、青く透明なその輝きは「グレイーシャー・ブルー」と呼ばれます。プリンスウイリアム湾内西側に注ぐ氷河には、ハーバード、エール、ダートマス、コロンビア、・・・・アメリカ東部にある学校の名前がつけられています。 お昼前に飛鳥Ⅱは、「ハーバード氷河」に接近、付近には流氷

スワード入港・出港

◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「スワード」 緯度:N 56度 35分  経度:W 155度 50分  天気:晴れ  気温:9.5度 速度:15.1ノット 海域:北太平洋  寄港地:スワード 横浜を出港して92日目、凄い霧が立ち込める中、アラスカのアンカレッジから約200km南下したキーナイ半島東岸、レズレクション湾に面したスワードに入港しました、人口3,000人の港町です。 キーナイフィヨルド国立公園の入口にあたり、背後にはマラソン山(標高921m)が聳えています。 7月4日

終日航海(アラスカ半島沖)

◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記「アラスカ半島沖」 緯度:N 54度 21分 経度:W 165度 8分 天気:くもり 気温:9.0度 速度:14.9ノット 海域:北太平洋 寄港地:航海中 アラスカ半島沖北大平洋を終日航海。スワードに低気圧があって、少し天候が悪く久しぶりに船が揺れた。 午前中待ちに待ったドクター月尾東大名誉教授の、月尾嘉男先生の講演を聞いた、「先住民族の叡智の役割」という演題で、世界には先住民族とされる人々が、最低でも約5億人存在している

終日航海(北大西洋からベーリング海)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「ベーリング海」 緯度:N 52度 24分  経度:W 177度 40分  天気:くもり  気温:7.0度 速度:13.2ノット  海域:北太平洋・ベーリング海 北太平洋からベーリング海を終日航海。北極に近いせいか、曇の日が多いく日没は10時過ぎ夜は11時近くまで明るい。 10時から、ギャラクシーラウンジで加藤機関長から、飛鳥Ⅱのエンジンルームの講演を聞く、全てのシステムがコンピュータで制御され、遠隔で監視されている。エンジンは発電機により供給

終日航海(ベーリング海)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「ベーリング海」 ペトロパブロフスクカムチャッキーへ向けて終日航海。日付変更線を超えたため7月8日はありません、スキップして9日になりました。 午前中、ハリウッドシアターで2回目のドクター月尾の講演を聞いた。「ガラパゴス日本からの脱却」という演題で、世界から見て特異な日本のおかれた状態を、いろいろな数値や資料を元にお話され考えさせる講演でした。 相変わらずベーリング海は天候が悪く、何も見えない海の航海でしたが、時折鳥が飛鳥Ⅱのまわりを飛び回り楽し

終日航海(ベーリング海)

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ「ベーリング海」 長いベーリング海の終日航海も今日で終わり、明日はペドロパブロフスクカムチャッキーに入港、最後の寄港地で楽しみです。 ベーリング海は、北大西洋の最北部、ユーラシア大陸とアメリカ大陸を隔てる海で、その幅は90Km海上ほぼ中央に日付変更線が通ります。その日付変更線も超えて、カムチャッカ半島に向かって航行しています。 部屋でゆっくりテレビを見る、今回の世界一周クルーズを振り返ったビデオを放送していて、その中に妻の踊っている画像が沢山流れ