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美しい世界の風景

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今迄に訪問した世界遺産や世界のカメラスポット写真集を掲載しています。
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2020年5月の記事一覧

負の遺産「ビルケナウ強制収容所」

名前はアウシュヴィッツの方が有名ですが、規模的にはビルケナウの方がずっと大きく、より多くの人々が犠牲になりました。「死の門」と呼ばれる正門から、奥へと伸びてゆく引き込み線です。もちろん今は使われておらず、モニュメントとして残っているだけですが、この線路の風景は、ここへ来たすべての人の心に深く刻みつけられるに違いありません。 ■ポーランドの負の世界遺産「ビルケナウ強制収容所」 ■整然と並ぶバラック(強制収容施設) アウシュビッツ強制収容所に比較すると簡素なバラックが整然と建

台北の「中正紀念堂」

中正紀念堂は、中華民国台北市中正区に位置する初代総統である蒋介石の顕彰施設。 台湾の三大観光名所の1つであり、中国の伝統的な宮殿陵墓式が採用されている。中正紀念堂の「中正」とは蒋介石の本名である。 ■壮大なスケール 中正紀念堂駅の5番出口から、中山南路を歩いていくと、高さ30メートルの巨大な正門がそびえたっています。アーチ状の門をくぐると、広大な公園が現れます。この敷地の総面積は25万平方メートル。そのスケールの大きさに圧倒されてしまいます。 ■蒋介石の資料館 1Fフロア

忠烈祠

国民革命忠烈祠は、中華民国台北市中山区剣潭山にある、辛亥革命を始めとする中華民国建国および革命、中国大陸での日中戦争などにおいて戦没した英霊を祀る祠で、中華民国国防部の管轄下にある。一般には台北忠烈祠、圓山忠烈祠あらいは大直忠烈祠とも呼ばれている。 ■衛兵交代式衛兵交代式は、午前9時から始まります。大門から5人の兵士が大殿に向かって行進します。制服・制帽に身を包み背筋を伸ばし、脇目もふらず、ガチャーン、ガチャンと軍靴を鳴らしながら歩く姿は一見の価値があります。 ■大門 忠

負の世界遺産「アウシュビッツ」

■強制収容所負の世界遺産「アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館」 鉄条網に囲まれたアウシュビッツ収容所には、見張り小屋が建てられ監視されていました。現在、収容所の内部が展示室として公開されています。 大量に保存されている人毛など、撮影禁止のものもありますが、ほとんどのものが撮影可能です。ただ、内容が内容なだけに、気軽に撮影する気にはなれないというのが正直なところです。 ■鉄条網に囲まれたアウシュビッツ収容所には、見張り小屋が建てられ監視されていました。現在、収容所の内部が展示

千と千尋の世界「九份」

九份は、台湾北部、台北県瑞芳鎮にある山あいの町です。2001年に公開された「千と千尋の神隠し」モデルと噂されて、日本人観光客が急増。台湾人観光客と一緒に大盛り上がりしている観光地です。 ■阿妹茶酒館 九份は街全体がノスタルジックな雰囲気にあふれており、台湾のなかでも取り分け魅力的なスポット。その九份でグルメを楽しみたいなら、阿妹茶酒館はおすすめ。お店があるのは、長い階段の通路の両脇に店舗が立ち並ぶ、九份でも人気エリアの一角。店内はお茶がメインの茶芸館と、食事が中心のレストラ

台湾のパワースポット「龍山寺」

創建約270年の台北で最も歴史のあるお寺で、凝った装飾が施された建築物は一見の価値あります。願い事をすればご利益があるとして、地元の人からも厚い信頼を受けています。拜拜の日やお正月は参拝者で境内が埋め尽くされ、身動きもとれないほどの盛況ぶりです。境内の総面積約は1800坪で、御本尊を祀った本殿を中心にして、周囲に前殿、東側の鐘楼、後殿、西側の鼓楼が配置されています。 たくさんの外国人観光客が訪れる龍山寺ですが、それでも圧倒的に多いのが現地ローカルの参拝客です。もともと信心深

世界遺産「故宮」

世界遺産の故宮は、かつてと呼ばれた世界最大の宮殿です。建設開始は明の時代の1406年。1421年に南京から北京へと遷都して以降、20世紀の清朝滅亡まで歴代皇帝が暮らす居住空間であり、政治の中心地でした。現在は故宮博物館として広く一般に公開されています。 ■天安門 天安門は紫禁城の外城壁南端に位置する正門。その原型は1417年に建てられた承天門だが明末に焼失し、1651年に現在の規模に増築され、その折に名前も天安門と変わっている。 ■午門 2011年7月より故宮観光は南(午

世界遺産「頤和園」

■北京の世界遺産「頤和園」 頤和園は、北京都心より北西に約15kmにある万寿山とその南に広がる昆明湖の総称です。その面積は約290万㎡もある広大な敷地の約4分の3を人工の湖昆明湖が、占めており湖の美しさも魅力の一つです。また、色鮮やかな中国風建築物と背後に聳える、玉泉山や西山を借景に壮大な中国らしい歴史的景観も味わうことがでる北京皇帝の庭園です。 ★美しい世界の風景Top ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

世界遺産「万里の長城」

■世界遺産「万里の長城」八達嶺長城 北京市街地から車で約1時間の位置にある八達嶺長城。中国北部を東西に伸びる長い長い万里の長城の中でも、特に城壁の保存状態が良いとされ観光客に人気のスポットです。万里の長城は、1987年に中国で初めての世界遺産に登録されました。かつてその長さは8851.8キロとされていましたが、2012年の調査で総延長は従来の2倍以上の21,196.18キロと発表されました。 ■最大40度の急斜面 八達嶺長城は、ところどころに急斜面が待っています。急峻な山に

夜景の美しい街「上海」

長い歴史がありながら、まだまだ発展が見逃せない都市・上海。上海はクールでありながら現代中国の自信に漲りエネルギーに溢れています。 ■上海タワー 上海のシンボル的存在でもある「東方明珠電視塔」は、上海タワーとも呼ばれています。高さ約468メートルで、展望台が3つあり、各展望台からは上海の街を360度見渡せる絶景ビューです。 ■上海新天地 旧フランス租界の建物を修復し、当時の街並みを再現したおしゃれなエリア。テラス席付きのレストランやバー、ショッピングなどが楽しめます。 ■

上海の美しい庭園「豫園」

上海の黄浦区安仁街にある中国風の庭園、1559年から1577年まで18年という長い歳月を費やし作られました。当時の敷地面積は、今の2倍もの広さがありましたが、1956年に庭園を整備し現在の庭園となりました。 ■庭園 美しい池に、橋が縦横無尽にかかり、庭と建物とのコントラストが、なんとも言えない風情ある雰囲気となっています。 ■中国独特の建物 赤い建物が目を引く豫園商城、その周りには雑貨などの市場街、手芸市場など人が集まる豫園には楽しみもたくさんあります。 ■歴史的建造物

上海ナイトクルーズ

黄浦江ナイトクルーズの見どころは、なんといっても上海の夜空に光り輝く街のネオン。対抗するように色鮮やかな光を放つクルーザーが水上を行き交い、光の競演です。 黄浦江の流れに沿って発展したワイタン地区とプードン地区。どちらも上海の歴史と繁栄を感じるスポットとしても有名ですが、夜の黄浦江から眺める両地区の光のパレードは圧巻の美しさ。 川沿いにひときわ目立つ時計台が目印の上海税関やその隣に建つ上海浦東発展銀行は圧巻の迫力です。 とくに468mの高さを誇り、時間や季節によって色を

上海博物館

上海博物館は北京の故宮博物館、南京博物館、陝西歴史博物館とともに中国四大博物館のひとつに数えられます。館内には11個の常設展示室と三つの展示ホールがあり、百万件の収蔵品が展示されています。その中には、青銅器、陶磁器、絵画、書法など歴史的価値の高いものが集まっています。 ■古代彫塑館 2000年にわたり作られた、120点の彫刻と塑像を展示しています。 ■古代陶磁館 魅力的な土器や陶磁器およそ500点が時代順に並べられています。この陶磁器が上海博物館の誇りでもあり、他では見る

上海雑技団

紀元前700年の春秋時代に誕生した雑技は、中国の伝統芸術のすべてに通ずるものとして、戯曲や舞踊に大きな影響を与えてきました。日本にも千年以上前に「百戯(ひゃくぎ)」として紹介されています。 ★美しい世界の風景Top ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。