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仙台からのリモート選考とリモートインターンシップからの決断(内定者:東北大学/吉住)

先日内定者の彼について書きましたが、詳しく話をきいてみました。

ー 吉住くんのこれまでと今を教えて!

福島県郡山市出身、東北大学農学部4年生/植物生命科学専攻、在学中。
夢は「学校の先生になること」でした。
高校教員免許を取得中で、実際に教育実習も行っていました。
一人っ子ということもあり、昔から人付き合いや表舞台が苦手。
そんな自分を変えたいと思い、大学では様々なことにチャレンジすることを大切にしようと、
ミスコン出場、ファッションモデル、総合エンターテイメントショー「キャンパスコレクション」の運営、インターン立ち上げ、異職種3つのインターン兼務といったものから、本州横断ドライブ、バンジージャンプで好きな人に告白、初めての登山で富士登山、ママチャリで川を渡ったりも(笑)

現在は「株式会社Beyond Cafe」にて「良い意味で自分勝手に自分に従い生きる勘違い野郎を増やす」ことを目的に長期インターン中。

ー 学生生活をいろいろな角度から謳歌していて、いいですね!
元々は学校の先生になりたかったんですね?

はい、大学1年の時から教職を取っていて、学校の先生になりたいと思っていました。
自分が教師に憧れるきっかけになったのは「高校の恩師」で、その人の話は常に面白くて唯一全然眠くならなかったんですよ。(笑)
理由を考えると「ビジネスマンを経験した先生だった」からでした。
学校という狭くなってしまいがちな世界で、社会という大きな世界を語ってくれる先生はそう多くはなかった、自分もそんな広い世界を子供に伝えられるような先生になりたい、と思ったんです。

ー なるほど。それでまずはビジネスの世界での経験の為に就職活動をはじめたんですね。
どのような活動でしたか?

もともと就活を始めたのは2018年5月、大学3年生の春でした。
当時は「大学院に進学して、その後就職してから学校の先生になろう!」と考えていて、東北という閉鎖的な環境では出会えない情報や人を求めて、東京の合同説明会に参加したのが就活のきっかけでした。
当時は、様々な会社の説明会や選考を受けていたのですが、最終的にご縁のあった人材教育コンサルティングの会社に内定承諾。
大学院進学を辞め、2019年8月にかけて半年ほど内定者インターンに参加していました。

ー 入社を決めていたんですね!それがどうして今ZENKIGENの内定者に?

まず、人生を大きく変えた経験として、内定者期間中に母校へ教育実習に行く機会があったんです。授業計画やHR運営、生徒へのメッセージ等を夜中まで考え続けて、1時就寝4時起床みたいな毎日を過ごしていたのですが、4年間この教育実習のために授業を取っていたので、毎日楽しくてたまらなかったんです。
生徒の相談に乗ったり、分かりやすく授業を考えたり、生き方みたいなものを伝えていく感じがとても充実した毎日をつくってくれていました。
一方で、内定者インターンをしながら大学の研究、週2,3日を東京→宮城間の夜行バスで往復する生活に少し疲れていたのか、「俺の人生はこれでいいのかなあ」と漠然と思っていて。
教育実習と現実生活の「ワクワク」の差に違和感を覚えながら、迎えた最終日。
HR担当をしていたクラスの男子生徒から「俺の子供出来たら、先生のいるとこの学校に入れたい!」って言ってもらえたんです。
それが、本当に嬉しくて。人生で一番心に残った言葉でした。
その瞬間「やっぱり、子供がもっと笑顔で活き活きとした世界にしたい、俺がこの手でやりたいんだ!」と思い、教育関連の学問や、社会情勢、頭のいい人たちが考える教育について自分なりに調べたり、実際に訪問するようになりました。
結論として、「今のまま就職しても自分が目指す未来を創るために必要なものが得られない」と判断し、その時点で内定を辞退。進路を検討すべく、大学休学を決めました。

教育実習での経験はとてもたのしく、こどもたちへのある一定の影響力や伝えられることはあると感じた一方、「一人の先生が変えられるものは少ない」ということを痛感した僕は、「これからはビジネスが世界を教育を変えていくんだ!!!」(何の根拠もなかったです(笑))と意気込んで、今まで見ていなかったIT業界やWEB制作といった世界を知るべく、知人の経営者に直談判して「俺に出来ることありませんか?」をぶつけて、インターンをさせて頂くことになりました。
その間もずっと「結局自分は何をしていけばいいんだろう?」という悩みは消えず、くすぶっていたんです。
そんな中迎えた、2020年1月。春に就職を控えた親友と神社に初詣に行った際に紹介された企業の選考を受けることから二度目の就活を始めることにしました。

ー まだこの時点でZENKIGENは全く登場しないですね。笑 

はい、ZENKIGENのことは正直全く知らなかったです。笑
二度目の就活は思った以上に順調に進んでいたのですが、やはり最後の「一社を選ぶ」段階で「結局自分は何をしていけばいいんだろう?」という問いにぶつかり、葛藤していた時、以前お世話になった企業の人事の方より「君に絶対に合う会社があるよ!」と紹介していただいたのがZENKIGENだったんです。
サイトなども見たのですが「うーん、HRテック?動画面接?何の会社なんだろう…?」というのが最初の感想でした。
すぐさま一次面接、二次面接を受けさせて頂き、面接官の方の印象が良かったり、想いが強かったり、というのは伝わってきたけれど、事業のお話はほとんどなかったんですね。
ただ、面接の中では「海斗はどんな人間なの?」「どんなことを大切にしてるの?」「どう生きたいの?どう生きてきたの?」とひたすら僕の人生について、深く深く理解しようという姿勢が伝わってきたんです。
就活の面接で人生にここまで深く触れていただけることって、ほとんどないんですよね。ちょっと変わっている会社だな、でも本当に素敵だなと思いました。
そして、ZENKIGENの代表である野澤さんとお話したときは正直、圧巻でした。ここまで雄弁に、理想の未来を、恥ずかしげもなく語る方とこれまでの人生でお会いしたことが無く、「凄い…」の一言でした。
「俺は本気で次世代によい社会を残す。その為に残りの人生の全てをかける。」という気迫。
そしてその野澤さんが「将来は学校をつくりたい」と言った時、ビビっと来たんです。
「あ、この方と一緒に生きたいな」と。
その後すぐに2週間のインターン選考が決まり、参加させて頂くことになりました。

ー 選考もインターンも全て仙台からのオンラインでの参加でしたね!これは私たちにとっても初めてのことでしたが、予期せぬ新しい形での就職活動の感想を教えてください。

ZENKIGENの皆さんは元からリモートでの活動に慣れていたこともあり、リモートであること自体はそんなにマイナスな要素はなかったように感じます。むしろ、沢山の社員の皆さんにクイックにアクセスすることができて便利ですし、地方に住んでいる立場としてはこのような世の中が当たり前になることが、機会格差をなくすよい機会になると感じています。

ZENKIGENのインターンシップの感想をまとめると、

1、人のために時間を惜しまない
インターンで僕に与えられた課題は、社内mtg、商談への同席など実際の業務にも触れつつ、「リモートワークでのコミュニケーション不足を解決する施策の提案」をすることでした。
なんだそれ!抽象的!と思ったのですが、実際に社員さんの声をインタビュー形式で聴いていかないと良い提案が出来ないような課題だったため、課題を口実に社員さんとたくさんお話することが出来ました。そして、たかが大学生、たかが就活生の僕に3名ものメンターを付けてくださったんです。
そして「何時間使ってもいいから僕たちを頼って、何でも聞いてね!」と、実際に毎日1時間くらいお時間を頂いてFBを貰っていました。
インタビューを申し込んでも、どの社員さんも快く引き受けて下さいました。
そして、課題の中間発表、最終発表をオンラインで行ったのですが、なんと20名以上の方(参加は任意)が集まってくださったんです!!!(当時30人弱の会社です、ほぼ全メンバーと言っても過言ではない。)
スタートアップで、メンバーも少なく、寝る間も惜しんで理想に向かっている方々が、たかが大学生のためにこれほどまでに時間を使ってくださる。
信じられないほど、人想い。ZENKIGENはそんな人たちの集まりと感じました。

2、”人間”と本音本気で向き合う
インターン中にメンターとして沢山FBKを下さったKさん(元コンサル出身)という方が居るのですが、その方からのFBKが本当に濃密で、
僕が1聞くと100で返ってくるようなものでした。
「悪くないけれど、もっとこういうように考えてみるのもいいですよね」
「本当にそれでいいか自分で考えてみてください」
などなど、学生としてではなく、一人の人間として、仲間として高い視点で的確な言葉をかけてくださる。とても高いレベルの最終アウトプットを求められるプレッシャーも、全力サポートいただいたおかげでそれすら楽しむことができました。
これは僕に対してだけではなく、メンバー同士が年齢や肩書以上に一人の人間として向き合うという文化が浸透している、その証拠です。
社内のコミュニケーションに限らず、プロダクトを創るときも同じ想いをもって働いています。
「このプロダクトを使った人がどうなったらより理想的なんだろうか」「何か困っている事はないだろうか」を考え抜く。
まさに”人間”に本気で向き合っている組織です。

3、全員がビジョンに突っ走る
「テクノロジーを通じて、人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」
このビジョンにメンバー全員が心から共感し、突っ走る。
「全機現」とは「人の持つ能力の全てを発揮する」という禅の言葉で、そんな世界を目指して邁進するチーム。

まだまだ小さい組織で、大きな志をもっているからこそ、時に葛藤したり、悩んだり、苦しんだり、そんな社員さんの姿も目にしてきました。それでも、自分と向き合い、仲間と向き合い、人間に向き合い、社会に向き合う。理想に向かって走り続けることが出来る、それがZENKIGENという環境だと思いました。
裁量権という概念は存在しません。(笑)
自由と責任を自分次第で好きなだけ持って働ける組織。この短期間での自身の成長を感じました。

ー 自由と責任、そして成長、まさにZENKIGENのことをよく感じてもらえたなと思います。入社を決めてくれてありがとう!ZENKIGENで成したい事などはありますか?

野心と志、まずはどっちも自分で果たせる力を付けたい!
子どもたちが自然体で幸せな世界にしたいし、学校も作りたいし、誰かの一歩を踏み出す勇気を与えたいし、誰も見たことが無い景色や感情を見たいし、感じたい。
いろいろありますが、何かを果たすにはまだまだ自分は未熟で、出来ることはわずかしかないけれど、常に120%の力でぶつかっていきたいです!

ー 22年新卒採用活動もはじまっています。一番歳の近い立場から未来の仲間にひとことおねがいします。

就活をはじめ、人生には決まった正解はないと思います。
僕も「自分探し」をしてみましたが、まだいまだに見つかっていません。
正解は「つくるもの」だし、自分は「今ここに居る」
いろいろと周りの人から正解チックなことを言われることが多いので迷うし、自分を見つめると好きになれない部分も沢山みえてくるかもしれない。
僕自身はそうでした。
それでも、そんな自分を素直に受け入れ、本音で語る。
本音が分からなければ、常に本音で向き合ってくれる。
そんな環境に飛び込んでチャレンジしてほしいです。
志の高い仲間とともに圧倒的成長を求める方と、ZENKIGENで一緒に働けることを楽しみにしています!

追記 9月いっぱい東京滞在し、インターンとして働いています。興味関心のある方はぜひオフィスに遊びに来てください!

ご連絡は人事twitterまで @AyumiHamada

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2022年新卒採用
社員座談会、長期インターンシップ等開催中
エントリーはこちらから
https://zenkigen-shinsotsu.harutaka.jp/ov/Y_X30zgDSbKEMXyvJPgJkiaBFGekfYa1JL7i75hxd14fe-3a9umQpkmmPZjPwlIq

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