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映画「パラサイト」のアレ(チャパゲティ)

 ご無沙汰しております、木村です。二ヶ月ぶりのnoteですね。(前回と同じ書き出し)

 第92回アカデミー賞で堂々の四部門受賞を果たしたポン・ジュノ監督の「パラサイト・半地下の家族」、皆さんはご覧になられましたでしょうか。そのうち観に行こうって思ってるうちにコロナやら自粛やらの騒動で、結局見逃した方もおられるかも知れませんね。実は木村もそのクチなんですが、先日18日にAmazonPlimeビデオでレンタル・DL配信が始まって、ようやく鑑賞しました。

 映画の内容については、まあ今更木村が語ることもないというか、そもそもこのnoteはインスタントラーメンのnoteなので割愛しますが(面白い映画ではあるのでオススメです)、作品中に「ジャージャーラーメン」なるインスタントメンが出てまいります。これはまさにこのnoteに向きの内容…なんですけど、この話題ももうすでに他の方のnoteでもたくさん見れますね。どんだけ周回おくれなんだよ俺。

 ラーメン話の前にもうちょっと映画の余談になりますが「パラサイト」のポン・ジュノ監督。

 この人は富裕層と貧困層の格差などの社会問題をSF的味付けで描くことが多い監督なのですが、その演出としてなのか、とにかくご飯が不味そう・貧相で汚い感じに描写しがちな監督です。

 韓国のモンスター・パニックとして監督の名が本邦でも有名になった「グエムル-漢江の怪物-」でもソン・ガンホ一家がインスタント麺を啜ってますがとても美味しそうには見えませんし、フランスのバンド・デシネ(マンガ)を原作にした「スノーピアサー」の後部車両客(貧困層)用の配給食とかなかなか酷いものでした。

 そんなポン・ジュノ作品にしては珍しく「美味しそう」なジャージャーラーメン。

 ざっくりどういうものかと説明しますと(もうこれもネットで情報が出回っているのでご存知の方も多いかと思われますが)、このnoteでもよく取り上げる辛ラーメンのメーカー、農心の「ノグリ」と「チャパゲティ」をミックスする「チャバグリ」というアレンジのようです。(やっと本題です)

「パラサイト」のあの味を再現できる!ジャージャー・ラーメンの作り方公開 : 映画ニュース - 映画.com

 詳しくは上記引用URLをご覧頂くとして、このノグリと合わせる「チャパゲティ」は本邦でもネットで手に入るもののやや価格設定が強気だったり、まとめ買いばかりだったり、「美味しいかどうか分からないからお試しに一袋だけ」買おうと思ってもなかなか取り扱ってる実店舗もなかったりして木村もこれまで入手できてなかったんですか、先日ようやく現物を取り扱ってるお店を見つけて、ゲットできました。

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チャパゲティとは農心の商品ページをみると「オリーブオイルを使ったジャージャー麺」とのこと。農心のインスタントのジャージャー麺というと「チャーワン」があって、それは以前このnoteでも紹介しました。

農心「チャーワン」食ってみた|木村全開|note

 と、いうことで当noteでもさっそくチャパグリを…とも思ったのですが、まあそれももう他で先行されてる方も多いですし、何より始めて食べるラーメンはまず普通にそのまま作って頂きたいもの。チャーワンとの違いも確かめてみたいですしね。今回はそのまま裏書き通りに作ってみます。

 なお「ノグリ」については前に記事にしております。「パラサイト」効果なのか、ここ数ヶ月の当noteでは一番人気の記事になっておりますw

ノグリラーメン食べてみた。|木村全開|note

 裏書き。パッケージはオールハングルでしたが裏面は安心の日本語版。

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 作り方は二通りあってこの作り方はチャーワンと同じですね。今回は簡単そうな作り方①で行きます。

 成分表示。

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 140gとそれなりの量なので当然っちゃ当然ですが、カロリーは612Kcalとなかなかにゴツイ。「パラサイト」ではこれをノグリに合わせてさらに高そうなサーロイン肉をたっぷり入れたものをお金持ちの奥様がひとりでペロリと平らげてましたが、あんた夜中にどんだけカロリー取るねんって感じでしたねw

 食塩相当量はこの量のインスタント麺的には2.6gとかなり抑えめ。ノグリとあわせても塩分取りすぎって事にはならなそうです。

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袋の中身はこんな塩梅。麺とスープ、カヤクにオリーブオイルとチャーワンと同じ構成ですね。麺はチャーワンに比べると少し細いように見えます。

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カヤク。チャーワンに比べると豆が入ってない分、ちょっと少ない感じ。

作り方1通りに作ってみました。

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チャパゲティ自体はそのまま作って、ライスと目玉焼きをワンプレートに添えてみました。米が加わる分、そこそこの大カロリーになるはずですがなあに、映画のアレよりはマシなはず。

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 さてお味ですが、正直、チャーワンとの違いはあまり感じませんでしたね。ソースも濃厚ではあるのですか、チャーワン同様に辛い甘いがちょっと足りなくて、すこしボンヤリした味。オリーブ油も香り立つ…ということもあまりなく、チャーワンとの大きな違いはなさそうですので、チャパグリを作る時はチャーワンを代用しても大丈夫かも知れません。

 麺は少し細麺風ですがチャーワン同様にモチモチした美味しい麺です。いや農心のラーメンはほんと麺が美味しい。

 ということで、期待してたよりはチャーワンとの差異もなくて少しがっかりした感もないではないチャパゲティでしたが、見つけたお店ではチャーワンが170円に対してチャパゲティは120円でしたので、今後はこちらを買おうと思います。次はこれをベースにしたアレンジメニューを何か考えましょう。今更「パラサイト」のチャパグリはもう周回遅れすぎるので何か違うやつを。

 そんな訳で今回はこの辺で。

Amazonで買うとやっぱりお高いぜ!

なんかノグリとのセットもあった。パラサイトセットかw


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