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志ある買い手希望者が増えてきております

大変にご無沙汰をしております。

6月に入り、売り買い共に情報が入るようになってきました。

特に有難いのが、「志ある買い手希望者」が増えてきているところにあります。

寺社仏閣が地域社会に存在する意味や意義を深く考えていらっしゃる方が少なからず、若い世代で出てきているということが、私としては実に頼もしくそして有り難く考える次第です。

良く言えば強い公共心を持っている、ということです。商売っけがないと言ってそれまでなのかもしれませんが、これからの日本のことを大なり小なり考えている方が多いという事実に私も励まされます。

彼らは確かに金銭的には沢山の余裕がある訳ではないと考えます。もしかすると自宅を担保にするなどして借り入れをおこしてまでも、寺社仏閣を守ろうという意志の強い方が出てきているのです。

彼らの宗教心がどこまで強いのか、推しはかりかねるところはあるのですが、それでも、「地域や国家のためになんとかしたい」「長年継承されてきた文化を守り、次世代に引き継ぎたい」という考えの方がいるということをお伝えしたく、筆無精になっていたこのnoteを更新することとなりました。

商いベースで考えれば、中間業者である私たちの旨味はないに等しいと言えましょう。

しかし、我々が存在する理由はまさに、志ある買い手希望者と同じなのです。

儲けのために案件を右から左に流す業者が存在します。彼らを否定する考えはありません。

しかし、いくら儲けのためとはいえど、寺社仏閣を支える方は存在します。いわゆる檀家・氏子といわれる方々です。

他、熱心ではないですが、何かあれば手を差し伸べる地域住民の方も多いでしょう。

そういう方々が後々困るような取引を我々はしたくはないのです。後に残るものをしっかり考えて取引をすることが、他のどんな商売よりもこの宗教法人のM&Aでは大切な考え方だと存じます。

金銭的にはなかなか出せないけど、日本の宗教や文化を守るために、自ら責任を持って行動をしたいという方がおりましたら、いつでもお問い合わせください。見合う案件がなかなか出てこないかもしれませんが、志ある買い手希望者の方にお繋ぎできるということは私たちにとっても有難い話でございます。

手短ではございますが、熱き志を持った方がいることが嬉しく、更新した次第でございます。

気の向くままの更新となりますが、引き続きのご愛読をお願い申し上げます。