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ラジオ放送 25回目です♪

こんにちは、ZENJIROです。25回目の番組放送。

さて今回は、#それぞれの10年

東北大震災から10年ですね。その日、私は神戸に日帰り出張でした。帰りの新幹線が隣の新大阪で止まってしまい、宿を探して大阪市内のホテルに電話をかけまくっても空いた部屋がなく、初めてマンガ喫茶で夜を明かしました。深夜に個室ブースで見ていた被災の映像は今でも忘れられません。娘と息子は、都内から歩いて川崎まで帰ったそうです。

震災から10年で世の中が変わったことは、太陽光発電などの脱原発エネルギー、放射能汚染から始まって食品の安全性、2013年の東京五輪決定と中国の習近平、2016年のトランプ大統領。Youtubeやfacebook, twitterなどのSNSが流行って、GAFA(Google、Amazon, Facebook、Apple)という言葉もできました。また仮想通貨だけではなく分散型システムのブロックチェーンという技術が注目を浴びましたね。また、地方創生や各地で登場したコミュニティスペースもありました。これらの動きってどれも関連があるような気がします。

この10年の時代変化って、何か中央集権から分散型に、組織から個人個人へ。という動きのような気がします。そしてコロナ禍でそれが加速して行く感じがします。この10年で、私もいろいろなことを経験しました。特に、地域の伝統工芸や食品などに私個人の関心が移っていった10年でもあり、今のZENJIROをスタートさせました。今後10年を予測することは難しいですが、世界的にもそんな傾向が加速していくような気がします。

私のお茶の仕事で、海外バイヤーでは抹茶を使って新しいブランドを立ち上げたいという人が少なくありません。ブランドやメーカーをひとりとか少人数で立ち上げることも難しくない時代になっていますが、私の海外のお客さんはそんな若者も多いです。お茶の商品開発は、茶葉の選定や包材(容器ですね)の選定、各国の規制に準拠したデザイン、関税や輸送方法と幅広く、しかも数量とコストを満たさないといけないので、どれも同じではありません。結構大変ですが、それでもちゃんと利益は確保しつつも、できるだけ彼らの新規事業がうまくいくように知恵を出して、アレンジして出荷しています。

先週は、ガーデンの穴掘りとコニファー8本を植えて腰が痛くなりました。その合間に、新商品のデザインを決定し、包装容器の印刷に回せるデザインの下準備を日々していました。茶葉の種類、内容量の違い、日本と海外仕様と掛け算すると72種類のデザインファイルをコツコツと作ります。私ZENJIROはプロではありませんが、デザインものは好きで、自分で作っちゃいます。Webサイト、カタログ、プレゼン資料など。Adobeは高いのでAffinityというAdobe並みの機能で格安な買い切りソフトがあって、それを愛用しています。そんな1週間でした。

今日は天気が良さそうですね。ガーデンカフェを開けようと思っています。
次回は3月20日 土曜日に配信予定です。ご案内は日本茶のZENJIROでした。

ではでは。

「ZENJIROとティータイム」


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