ザノンフィクション 7月31日を観て。

毎週、日曜日に観ているテレビ番組がある。それはフジテレビで放映している「ザ ノンフィクション」という番組だ。ドキュメンタリー番組で僕は楽しみにしている。

今回、福祉施設の一例を取り上げ、その中で統合失調症の通所者が取り上げられていた。僕が見た感想は、ああいう患者は中にはいるだろうなと思った。暴力はよくないが、自分のことを理解してくれない、とかスタッフが話を聞いてくれないと感じたことが僕にもそういう時期があったからだ。実際、精神科のデイケアや福祉施設に通所していた時期があり、現場ではよくある風景だった。

ところがツィッターでザノンフィクションを検索をしてみるとこの統合失調症の患者が一様に悪く書かれている。暴力はいけない。精神病院に行くべきだと。まったくその通りで事実は事実なんだけど世間から見れば統合失調症の患者に対しての見方がすごく否定的で、僕もその中の一人なんだと考えると暗澹たる気持ちになった。

じゃあ、僕に何か改善策があるかと言えばないし、できればあまり、関わりたくないのが本音だ。でも僕にもあの患者のように誰からも理解されていない。気持ちを分かって欲しいと思っていた時期があったのだ。その一点だけは共感できた。

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