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日本語をもとに英語の文章を作成する方法

仕事やプライベートなどで、英語の文章を書くことがあるかもしれません。ただ、英語のことがよくわからないときは、どうやって英文を書けばいいのでしょうか?ここでは、DeepLを用いた英文の書き方について説明します。

なお、ここではDeepLとGrammarlyというふたつのツールを用いた例を紹介しますが、どちらも無料で利用することができます。


英語の文章を作成する方法

日本語をもとに英語の文章を作成するには、DeepLというツールを用います。DeepLはドイツにあるDeepL SEという企業が提供している翻訳ツールで、翻訳ツールの標準となっています。

なぜDeepLがいいかというと、日本語がわからなくても、正しい英文を書くことができるためです。専門用語を用いる技術的な文章でも、問題なく翻訳できます。

DeepLを用いた例

ここでひとつ、DeepLを用いて日本語を翻訳した例を見てみます。例えば、とあるブログシステムの機能の説明について、次のような日本語の文章があるとします。

記事の一覧画面から、編集したい記事を選択します。

この文章を、DeepLのフォームに入力します。すると、次のような英文を出力してくれます。

From the list of articles screen, select the article you wish to edit.

DeepL

このように、日本語の文章を入力するだけで、英文を作成することができます。英語がわからなくても、実用的な英文を作成できるところが、DeepLの優れているところです。

DeepLで日本語を英語に翻訳している例

日本語をもとに英文を作成する手順

それでは次に、より具体的な英文の作成手順を見てみます。日本語をもとに英文を作成するには、次のような手順で行います。

  1. 日本語の文章を作成する

  2. DeepLを用いて翻訳する

  3. 修正する

  4. Grammarlyでチェックする

まずは、前のセクションで説明したように、日本語の文章を作成して、DeepLで翻訳します。これで、ひとまず土台となる英文が完成します。

ただ、すべてのケースにおいてこれで完成かというと、そうではありません。例えば、先ほどの文章において、記事の一覧画面で選択する記事が複数の場合は、articlesのように複数形にする必要があります。

From the list of articles screen, select the articles you wish to edit.

このように編集したら、最後にGrammarlyというツールを利用します。Grammarlyとは、英語の文法やスペルなどを自動でチェックしてくれるツールです。このツールも、正しい英文を作成するときに役立ちます。

例えば、上記でarticleをarticlesに修正したときに、冠詞のtheもあわせて削除したとします。この文章をGrammarlyにかけると、次のように指摘してくれます。

…screen, select the articles you wish to…

Grammarly
Grammarlyで誤りを指摘されている例

このように、仮に自分で英文を修正することになっても、Grammarlyを用いることで、文法的にも正しい文章にすることができます。私も、英文を書くときは、DeepLとGrammarlyというふたつのツールを活用しています。

英語のスキルは必要ないのか

ここまで読んでいると、「英語のスキルは必要なさそう」と思うかもしれません。ただ、英語の文章を作成する機会がある場合は、最低限の英語の能力は必要になります。具体的には、TOEICでスコア500〜600くらいが目安になります。

なぜ英語のスキルが必要なのかというと、英語がまったくわからない場合、DeepLやGrammarlyが出力した英文の正しさを判断できないためです。

例えばaとtheの違いや、単数系か複数形か、主語がIかweかなど、文法的にはどちらも正しいものでも、どちらが正しいかは書き手であるあなたしかわからない、ということがあります。

このような違いを理解できる程度には、英語のスキルが必要になります。英語を書く機会があるなら、TOEICのスコア500〜600くらいをめざして勉強することで、よりよい英文を書けるようになります。

まとめ

日本語から英語の文章を作成するときは、DeepLを用いることで、誰でもかんたんに英文を作成するできます。また、文章を修正したときは、Grammarlyで文章に誤りがないかどうかをチェックできます。

DeepLとGrammarlyを利用する上で、最低限の英語のスキルがあると、より正確な文章を書けるようになります。これらのツールを活用して、英文を作成してみてください。

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