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79−4【サムエル紀】ユダヤ人ネタニヤフは神の戒めを守りパレスチナ人を滅ぼしたい

上のネタニヤフ が聖書からの言葉を引用した意味を考察したい。なお、アマレク人がパレスチナ人かどうかは全然分からない。4580文字

アマレク人

アマレク人は、古代パレスチナの遊牧民族。後にユダヤ人に吸収されて消滅したとされるが、誰も分からないのではないかな?海外の言葉で調べないとダメかな?とにかくアマレク人は、きりがなく紹介できないほど膨大にイスラエル人とヤハウェの敵。ほんと膨大。確認したい人はリンク先参照

古代パレスチナにいた遊牧民族なわけだ。今現在パレスチナに住んでいる人は、パレスチナ人・・。

ネタニヤフは聖書のサムエル記15:3を引用した

リンク

サムエル−Wikipedia

サムエルは、旧約聖書の『サムエル記』に登場するユダヤの預言者、士師(民族指導者)。名前の語義はヘブライ語で「彼の名は神」。実在の人物である場合、紀元前11世紀の人。幼いサムエルは、寝床にあって神の言葉を聞き、成長して主の預言者として認められるようになった。

ものみの塔(エホバの証人)のサムエルの解説

幼い時のサムエル
サムエルは幼い時から、幕屋でヤハウェに奉仕をした。

歴史におけるイスラエルとアマレクとのかかわり

以下の図に見られるように、アマレク人はイスラエルとのかかわりおいて、常に、敵対関係にありました。(牧師の書斎)


ーーー本題ーーー

サムエル​記​上15​

サウルは、旧約聖書『サムエル記』に登場する、紀元前10世紀頃のイスラエル王国の最初の王。

15 サムエルはサウルに言った。「神ヤハウェは私を遣わして油を注がせ、あなたを神の民イスラエルの王にしました。ですから今、ヤハウェの言うことを聞きなさい。 2 大軍を率いる神ヤハウェはこう言っています。『私はアマレク人に対して、イスラエルにした仕打ちの責任を問う。彼らはイスラエルがエジプトから上ってきた時、敵対した。 3 さあ、アマレク人を討ちに行き、所有物も一緒に滅ぼし尽くしなさい。生かしておいてはならない。男性も女性も、子供も幼児も、牛も羊も、ラクダもロバも殺しなさい』」。 4 サウルは兵士を招集した。テライムで人数を数えると、歩兵は20万人、ユダの人は1万人だった。

5 サウルはアマレクの町まで進み、谷のそばで待ち伏せした。 6 サウルはケニ人に言った。「アマレク人の中から出ていきなさい。あなたを彼らと共に滅ぼしてしまわないためです。イスラエルの民がエジプトから上ってきた時、あなたは民の皆に揺るぎない愛を示しました」。そこでケニ人はアマレクの中から出ていった。 7 その後、サウルはハビラからエジプトの近くのシュルにかけてアマレク人を討った。 8 サウルはアマレクの王アガグを生け捕りにし、他の人々は剣で滅ぼし尽くした。 9 しかし、サウルと部下たちは、アガグと羊や牛の最も良いもの、肥えた家畜や雄羊やさまざまな良いものを生かしておいた。それらを滅ぼそうとしなかったのである。一方、価値のない、好ましくないものは滅ぼし尽くした。

10 ヤハウェはサムエルに言った。 11 「私はサウルを王にしたことを嘆いている。彼は私に従うのをやめ、私の言った通りにしなかった」。サムエルは非常に心を痛め、夜通しヤハウェに向かって叫んだ。 12 サウルに会うためにサムエルが朝早く起きると、次のような知らせがあった。「サウルはカルメルに行って自分のために記念碑を建て、そこから向きを変えてギルガルに行きました」。 13 サムエルがついにサウルの所に行くと、サウルは言った。「あなたにヤハウェの祝福がありますように。私はヤハウェが言った通りにいたしました」。 14 サムエルは言った。「では、聞こえてくるこの羊の鳴き声、牛の鳴き声は何ですか」。 15 サウルは言った。「部下たちがアマレク人の所から連れてきました。彼らが羊や牛の最も良いものを生かしておいたのです。あなたの神ヤハウェに犠牲(生贄)として捧げるためです。でも,ほかのものは滅ぼし尽くしました」。 16 サムエルはサウルに言った。「もう結構です! エホバが昨夜私に話したことを教えましょう」。サウルは言った。「お話しください」。

17 サムエルは言った。「あなたがイスラエルの諸部族の長にされた時、ヤハウェがあなたを選んでイスラエルの王にした時、あなたは自分のことを取るに足りない者と思っていたのではないですか?

18 その後ヤハウェはあなたに任務を与え、『罪深いアマレク人を滅ぼし尽くしに行きなさい。全滅させるまで戦いなさいと言いました。 19 それなのに、どうしてヤハウェの言うことに従わず、貪欲にも敵のものに飛び付きヤハウェから見て悪いことをしたのですか!」

20 サウルはサムエルに言った。「でも、私はエホバの言ったことに従いました! エホバからの任務を果たしに出掛けました。アマレクの王アガグを連れてきて、アマレク人を滅ぼし尽くしました。 21 でも部下たちが、敵のものの中から羊と牛の最も良いものを取ったのです。ギルガルであなたの神ヤハウェ に犠牲(生贄)として捧げて滅ぼし尽くすためです」。

申命記 13:17
17 (ヤハウェに)処分するよう定められた物は何一つ取ってはなりません。エホバが燃える怒りを静め、父祖たちに誓った通りに、あなたに憐れみと同情を示して子孫を増やしてくださるようにするためです。

22 サムエルは言った。「エホバの言うことに従うよりも、動物を焼いて捧げた方が、エホバは喜んでくださるのでしょうか?いいですか。犠牲(生贄)よりも、従うことが重要であり、雄羊の脂肪よりも、注意を払うことが重要なのです。 23 反抗は占いの罪と同じで、出過ぎた行動は魔力や偶像を使うのと同じです。あなたがヤハウェの言葉を退けたので、神もあなたを王位から退けました」。

24 サウルはサムエルに言った。「私は罪を犯しました。神ヤハウェの命令とあなたの言葉を踏み越えました。部下たちを恐れて、言うことを聞き入れたのです。 25 どうか今、私の罪を許し、一緒に帰って、私が神ヤハウェにひれ伏すことが出来るようにしてください」。 26 サムエルはサウルに言った。「あなたと一緒には帰りません。あなたがヤハウェの言葉を退け、ヤハウェがあなたをイスラエルの王位から退けたからです」。 27 サムエルが背を向けて去ろうとした時、サウルはサムエルの袖なしの上着の裾をつかんだ。するとそれは裂けた。 28 サムエルはサウルに言った。「ヤハウェは今日、イスラエルの王権を引き裂いてあなたから取り上げました。神は王権をあなたより優れた仲間の1人に与えます。 29 イスラエルの卓越した神は偽ったり意思を変えたりはしません。神は人間ではないので意思を変えることはないのです!」。

30 サウルは言った。「私は罪を犯しました。でも、どうか私の民の長老たちとイスラエルの前で私の顔を立ててください。私と一緒に帰ってください。あなたの神ヤハウェにひれ伏します」。 31 それでサムエルはサウルに付いて帰り、サウルはヤハウェにひれ伏した。 32 サムエルは言った。「アマレクの王アガグを私の所に連れてきなさい」。アガグは渋々彼の所に行った。「死の危険は去ったのだ」と思っていたからである。 33 ところが、サムエルは言った。「あなたが剣で女性たちから子供を奪ったように、あなたの母親も子供を奪われる」。そしてギルガルで、サムエルはヤハウェの前でアガグを剣で切り刻んだ)。

解説


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