見出し画像

今だからこそ読みたい偉大なハンムラビ王の『正義の言葉』

7016文字
秦の始皇帝や天皇の糞中の糞のクズ!の王の話が続いたので、今回は立派な王のお話。人類に存在する王とはなんぞや?(^_^;)

ハンムラビ法典(ハーパー訳)
https://en.wikisource.org/wiki/The_Code_of_Hammurabi_(Harper_translation)

The Code of Hammurabi, King of Babylon (1904)
by Hammurabi, translated by Robert Francis Harper
『バビロンの王ハンムラビ法典』(1904年)
ハンムラビ著、ロバート・フランシス・ハーパー訳

Original work, c. 1772 BCE; translation published in 1904.
原著は紀元前1772年頃、翻訳は1904年に出版された。


プロローグ

アヌンナキ(Anunnaki)の王である高貴なアヌ(Anu)と天地の主であるベル(Bel)、この地の運命を決定する者が、全人類の支配をエア(Ea)の長子マルドゥク (Marduk)に委ねたとき。彼らがイギギ(Igigi)の間で彼を偉大にしたとき。バビロン(Babylon)の高貴な名を宣べ伝えたとき。

世界の四方にその名を轟かせ、そして、その中に天のように堅い土台を持つ永遠の王国を築いたとき 、その時、アヌ(Anu)とベル(Bel)は、高貴な王子であり、神々の崇拝者である私、ハムラビ(Hammurabi)に、正義をこの地に浸透させ、邪悪な者と悪を滅ぼし、強者が弱者を抑圧するのを防ぎ、黒い頭の民族(Black Head Race)の上に太陽のように出て、この地を啓発し人々の福祉を増進するために呼びました。

ベル(Bel)よって指名された総督ハムラビ(Hammurab)は私である。豊穣をもたらし、ニップル(Nippur)とドゥリル (Durilu)のすべてを完成させた。エクール(E-kur)の高貴な支持者であり、エリドゥ(Eridu)を元の場所に戻した賢王、イーアプス(E-apsu)の聖域を清め、世界の四分の一を襲撃し、バビロンの名を大きくし、その主マルドゥーク(Marduk)の心を喜ばせ、日々エサギラ(Esagila)に仕え、彼の主君であるマルドゥーク(Marduk)の心を喜ばせた者。

シン(Sin)が生んだ王家の種で、ウル(Ur)の町を豊かに満たした者、敬虔で従順な者で、エギス・シル・ガル(E-gis-sir-gal)に豊かさをもたらした者、強大なシャマシュ(Shamash)に従順な外交王、シッパル(Sippar)を再建した者、マルカットの祠を緑で包んだ者、天上の住居のようなエ・ババラ(E-babbara)を飾った者。ラルサ(Larsa)の守護者である戦士。

その助力者であるシャマシュ(Shamash)のために天の住処のようなエババラ(E-babbara)を再建した者、ウルク(Uruk)の都に命を与え、その住民に豊かな水を供給した主、エアンナ(Eanna)の櫓を上げた者、アヌ(Anu)とナナ(Nana)に富をもたらした者、土地の神聖な保護者、ニシン(Nisin)の散った人々を集めた者、エガルマ(E-gal-mah)に贅沢な豊かさを供給した者である。

君主であり、都市王、ザ-マ-マ(Za-ma-ma)の兄弟、キシュ(Kish)の集落の基礎を築いた者。エ-テ-メ-ウル-サグ(E-te-me-ur-sag)を華麗に囲んだ者、ナナ(Nana)の大きな祠を建てた者、敵の墓であるハルサグ-カラマ(Har-sag-kalama)神殿の後援者、その助けで勝利をもたらした者、カッタ(Cutha)の限界を広げた者、シッドラム(Shid-lam)をあらゆる面で大きくした者。

敵を血の塊にする強大なベル(bull)。トゥトゥ(Tu-tu)に愛され、ボルシッパ(Borsippa)の都市を美しくし、エジダ(Ezida)の福祉のためにたゆまぬ努力をした高貴な者、神の都の王で賢者、ディルバット(Dilbat)の集落を広げ、強大なウラシュ(Urash)に穀物を蓄えた者、笏と冠で飾った主、賢神マーマ(Ma-ma)が完全な力を身につけ、キシュ(Kish)の境界を定めた者。

ニントゥ(Nin-tu)を讃える宴を豪華にした人、賢くて完璧な者、シルパーラ(Shir-pur-la(ラガシュLagash)とギルス(Girsu)の牧草地と水場を決めた者、50の神殿に大きな生贄を与えた者、敵を取り押さえた者、高貴な神のお気に入り(神託)、アレッポ(Aleppo)の法律を実行した者、アヌニット(Anunit)の心を喜ばせた者、アダド(Adad)が認める手を挙げた輝かしい王子、カルカル(Karkar)で戦士アダド(Adad)の心を和ませた者。

大きな生贄sacrificesを提供した人=おかしいよね。(sacrifices)の翻訳は犠牲でも良いのだけど。ハムラビ法典は沢山の学者が翻訳している。現代語に当てはハマるものは何かと唸ってはいる。神に何か供えると言ったら西洋人は生贄しか想像できないのかも知れない。東洋人はお供え物。

エウドガルガル(E-ud-gal-gal)の任を再び確立した者、ウドヌンキ(Ud-nun-ki)に命を与えた王、エマ(E-mah)神殿の恩人である者。マシュカンシャブリ(Mashkan-shabri)の都に命を与え、シッドラム(Shid-lam)に豊かな恵みを与え、賊の洞窟(?)を攻略し、マルカ(Malka)の民に不幸な時の隠れ家を与え、豊かな時の住処を築き、その支配を広げたエア(Ea)とダムガルヌンナ(Dam-gal-nunna)のために、常に素晴らしい生贄を決定した賢い総督。

同上:大きな生贄を提供した人=謎。支配を広げてくれたエアとダムガルヌンナに何かお礼、感謝の気持ちで何かはした。

第一位の都市王。ユーフラテス(Euphrates)川沿いの入植地を征服した。 ダガン(Dagan)の戦士。彼の創造者。メラ(Mera)とトゥトゥル(Tutul)の民を守る者。ナナ(Nana)の顔を輝かせる高貴な王子。ニアンズ(Nin-a-zu)のために華麗な宴会を開いた。困った時に部下を助ける者。バビロンにおける彼らの財産を安全保障のもとに確立する者。

アヌニット(Anunit)に喜ばれる行いをした民の総督、召使、アヌニット(Anunit)をアガネ(Agane)広場のエウルマシュ(E-ul-mash)に設置した者、正義を勝たせ、正しく民族を統治した者、アシュール(Ashur)にその恵み深い守り神を返した人、昇る太陽(?) を輝かせた人、ニネヴェ(Nineveh)のエミシュミシュ(E-mish-mish)にナナ(Nana)の名を輝かせた王。

偉大な神々に祈願する高貴な者、サムライル(Sumulailu)の子孫、シンムバリット(Sinmu-ballit)の強力な息子、古代の王族の種、強力な王、バビロン(Babylon)太陽、シュメール(Sumer)とアッカド(Akkad)の地に光を放った者、世界の四方を服従させた王、ナナ(Nana)気に入り、それが私です。マルドゥル(Mardul)が民を治め、国に助けをもたらすために私を送ったとき、私は国に法と正義を確立し、人々の福祉を増進させた。

⭕️プロローグとエピローグの間に法律が入るが、翻訳がメチャ大変なのでまたいつか別noteで。⭕️


エピローグ

賢明な王ハムラビが制定した正しい法律で、この地に安定した支持と純粋な政治を与えた。完璧な王であるハムラビは私である。私は、ベル(Bel )が提示し、マルドゥク(Marduk)が私に伝えた黒頭の民(Black-Head people)の統治に無頓着ではなく、また怠慢でもなかった。私は彼らに平和な国を提供した。困難な障壁を開き、支援を与えた。ザ-マ-マ(Za-má-má)とナナ(Nana)が私に託した強力な武器で、エア(Ea)が私に与えた視野の広さで、マルドゥク(Marduk)が私に与えた力で、私は敵を南北に追い出し、彼らの襲撃を止め、国に健康をもたらし、民衆を安心させ、誰にも彼らを妨害することを許さない。

ここから先は

3,622字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?