猫の避妊手術のはなし

つい最近ぴーちゃんは1歳になったのですが、そのタイミングでついに来てしまいました､､､

発情期！

ある日突然、夜中になるとあおーんあおーんと雄叫びをあげるぴーちゃん。
長年猫を飼っていたのですぐ分かる。
これは発情期の声だ､､､

一生懸命おしりをはな（♂）に突き出してアピールしているのですが、如何せん去勢済みのはなは『 えっ、これ俺どう対処すればいいの？』って顔して大困惑

困惑するはな

ぴーも自分の身体の発達に気持ちがついていけてない様で、苦しそうに鳴きながら家の中をトボトボトと歩き回っていました。

早急に動物病院に連れて行き、避妊手術をして頂くことに。
オス猫と違ってメス猫は手術内容が複雑なのでそこそこなお値段しますが、ぴーのためには仕方ない（避妊しないとかかる病気もあるしね）

病院に行く時も一切鳴かず

『 わかったわ､､､やるならやりなさいよ､､､』

みたいな肝の座ったぴーちゃん。
お医者さんに触診されてる時も暴れもせずなんていい子なの､､､

術後のぴーちゃん

1泊の入院を経て無事手術が成功したぴーちゃんは、カラーを巻き巻きされて家に返却されました。
帰り道も鳴かず暴れずいい子ちゃんでした。

しかし、あの暴れん坊のぴーちゃんが家に帰ってからぐったり。
そしてカラーを巻いたぴーが怪物にでも見えたのか唸りだすはな（情けない）
ぴーははな大好きなので再会を喜び駆け寄りますが、はなは丸一日位ぴーから逃げ回っていました。

やっとぴーだと気付いたはな

翌日には『 こいつ､､､ぴーなのか？』と気付いたようで、元気の無いぴーに寄り添ってあげるはな。
それでも元気の無いぴー

もしかしてと思う事があり、動物病院の先生にとある質問をしました。

『 あの、よく避妊手術をしたら性格が変わって大人しくなると聞くのですが、もしかしてぴーもそれですか？』

先生からの回答は

『 ホルモンバランスのせいで活発だったのなら、確かに手術後はおとなしくなりますね。ただ、元の性格だった場合はそうならないので、今はなんとも言えない時期ですね､､､』

もしかすると、ぴーは避妊手術するまでホルモンバランスの影響であんなに暴れまくっていたのか？
という一筋の光が見えてきました。
手術後おとなしくなり、人間にべったりになる子も居ると言う情報を仕入れていた私は、ちょっとドキドキソワソワしていました。

現に、触られるの大嫌いなぴーが、退院後は触られても嫌がらず気持ちよさそうに撫でられるのです。

ぴーがゴロゴロすりすりする日も近いのでは？

やっと､､､やっとぴーを愛でることができる､､､本当はずっと触りたかったしわしゃわしゃしたかったし､､､カラーが取れたらたくさん甘えさせよう。

ルンルンで1週間のカラー生活を終え、最終検査も異常なしだったぴーちゃん。

ついに脱カラー！！！

病院からの帰路も大人しく鞄の中でいい子ちゃんしてる。
よし、これで家に帰っても大人しいぴーちゃんほぼ確じゃないか！

夢にまで見たぴーが甘える生活がはじまる！！！

いざ帰宅！
猫鞄を開けると大人しいレディになったぴーがゆっくりと床を踏み締め

物凄い速さで消えていく

解き放たれたぴー

解き放たれたぴー2

解き放たれたぴー3

この1週間を取り戻す様に暴れまくるぴー。
はなに喧嘩をふっかけるわ、寝ている人間を踏み付けて家の中を猛ダッシュするわ、物を壊すわ、壁と壁を空中ジャンプして忍びみたいな事するわやりたい放題。

そして触ろうとすると

『 触らないで！！！！』

と言わんばかりにガシガシケリケリをしてくる､､､

🤦‍♀️

ホルモンバランス無関係女子だった

カラー取れて大満足のぴー

まぁ、君が元気そうなら何でもいいんだけどね。

手術お疲れ様でしたぴーちゃん！