このプレゼン、あなたならどう変える?
このプレゼンタイトル
あなたならどう改善しますか?
いよいよ今週の土曜日に迫ってまいりました。
教育E-1グランプリ!
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もうわくわくしかない。
たくさんの人に支援していただいて
僕もトップバッターとして10分間の時間をもらっています。
人生最高のプレゼンにするべく
プレゼンを磨いてきました。
そこで今回は
①自分で作った
②本を読んで修正した
③フィードバックをもらって完成
の3つの段階でどのように変えてきたのかを通して
こだわった部分を紹介していきます。
本は前田鎌利さんの本を参考にしました。
プレゼンのアドバイスをくれたのが
Facebookのおもしろい先生が集まるコミュニティー
「DiverCity」
でつながった、Kさんにお願いしました。
何度もご自身でセミナーをされて、
プレゼンのアドバイスも多数されてきた方。
Kさんも前田さんの本を参考にされているということでびっくり!
フィードバックをもらって
「もうこれでいいだろって思っているところからさらに資料を
良いものにできてめちゃくちゃうれしいです。」と感謝を伝えると
「お礼とかはいいから、ぜひプロセスも発信してみてください。」
と、ありがたいお言葉をいただきました。
ネタばれしちゃっていいの?って思う方いらっしゃるかもしれません。
しかし、原作で先がわかっている鬼滅の刃の映画をあんなに観に行く時代
プロセスも楽しんでいただける人がいたら嬉しいです。
こまごま、こだわりがたくさんあって
たくさん紹介したいところですが
汎用性が高そうなところで3枚のスライドを
プレゼン初心者の僕がどのようにブラッシュアップさせたかを紹介します。
と言っても書いていたら長くなってしまいました・・・
1、タイトル
①自分で作った
今回のE-1の広告を青と黄色を基調につくったのでその色を採用。
野球関連のイベントをしたのでイメージしやすいように野球場のイラストをいれました。僕の似顔絵イラストも入れて驚きを表現。
②本を読んで修正
まず、基本は白背景に黒の文字がいいとのことで青地に白字はやめました。
・イラスト
そして、イラストは使わない方が良い
社外プレゼンの表紙は写真がよいと知り
野球のことはあえて最初にふれず大企業を
イメージできる写真を入れました。
といいつつ、僕の似顔絵イラストは
オリジナリティーがあるかなと思って残しています。
・写真
写真を入れるときは文字の横に小さくいれがちですが、
全画面に入れるようにして感情に訴えかけます。
できるだけ画質のよいものを使って
写真自体を透過させるか
長方形を透過させた帯の上に字を書くようにすると見やすくなります。
・字の強調
これはもともとやっていたのですが
斜体や下線で字を強調すると不自然に見えたり
線が重なってしまったりするので見えにくくなります。
そこで、色や字の大きさで強調していきました。
ちなみに全スライド、基本的に赤の文字がネガティブイメージ
青の文字がポジティブイメージでそろえています。
信号の赤と青のイメージが世界的に共通のイメージであるそう。
そして、文字の位置は目線を考えるとスライドのちょっと上めがいいとか。
③フィードバックをもらって完成
・言葉選び
フィードバックをいただいたのが
「タイトルは感情に訴えるエモーショナルなものにしたいですよね。」
ということと
「本当に大事にしたいところはどこですか?」という質問
そこから小3が大企業とコラボしてこんなことやっちゃいました!
って方が聞いてもらう人にとっておもしろいではないかと考え
イベント企画は思い切ってカットしました。
そして強調の字を「小3」と「大企業」に
エモーショナルということから、聞き手の思いがのせられるよう
「4月からうちも…」という言葉を入れて
このプレゼンで4月からの学校生活を変えたいと思ってほしいという
願いをこめました。
・フォント
漢字を大きくすることでより見やすくなると教えていただいて変更。
しかも、真っ黒よりも少しグレーが入った黒字の方が目にやさしく
少しおしゃれに見えるということで変更しています。
数字はさらに若干大きくしてみました。
ぱっと見てもわからないですよね^^;
神様は細部にやどると言い聞かせて全スライドやり直しました。
2、話の見通しスライド
①自分で作った
タイトルがここまで書いてきた通りなので
大企業なんて関係ないって思っている人に、
僕の話を聞くメリットを提示したいと、
こんな話をしますっていうスライドです。
このスライドの後に
ぼくの話を聞くとこんな気持ちになれますよっていう
下のスライドが入ります。
②本を読んで修正
・握手の写真は使わない
タイトルのときにも書いたように
白の長方形の上に文章、赤字と青字でネガティブ、ポジティブを表現
WIN-WINや握手は胡散臭いイメージがでるとのことで写真をチェンジ
③フィードバックをもらって完成
・1スライド1メッセージ
よくプレゼンで資料をぎちぎちに詰め込む方がいらっしゃいますが、
プレゼンの資料は読むものではなく見せるもの
読むだけなら資料を配ったほうがいい。
ということでとにかく短く
キーメッセージは13文字以内
読んでもらう文章も40文字以内にすると
視覚的に情報が入ってきやすいそうです。
ネットニュースの見出しも13文字以内のものが多い
・読ませるではなく見せる
と考えると改行も大事
ちょっとがんば
るんでわくくしましょ!
より
ちょっとがんばるんで
わくわくしましょ!
の方が見やすいですね。
今回の僕のスライドは2つのメッセージが混同していたので
1枚ずつそれを伝えるスライドにしました。
3、子どもたちのふりかえり紹介
①自分で作った
子どもたちがこんなことを書いていて、次にこんな活動に進んでいく
という節目のスライドです。
②本を読んで修正
やはりイラストは入れず、青の背景は不採用、
写真を大きく、大事な字を強調
ここまでをふまえて
あなただったら僕にどんなアドバイスをくださいますか?
完成を見る前にいろいろ言ってみてください^^
③アドバイスをもらって完成
・文章と写真の一致
いただいたフィードバックは
「文章と写真があっているのか」ということでした。
ぼくは、「なにかしたい」に目を向けて
写真と言葉があっているように感じて作ったわけですが、
聞き手からするとそうは感じないということ。
改めて見直すと、ここも1スライド2メッセージに
なっていることに気づきました。
そこで、やはり2枚に分けて1スライド1メッセージに。
そして、ふりかえりの様子をイメージする写真に変更。
イベントをやりたいという気持ちになったというスライドなので
ほぼ同じ形式のままイベントを強調
自分ではこうだと思っていても、聞いてもらえるとわかることってあるんだなってことがわかりました。
見てもらって、自分とちがう視点を聞くって大切だと痛感
・アニメーション
アニメーションをつけるときにもこだわりを。
写真→帯→文字
にすることで写真のイメージを邪魔することなく
伝えたいメッセージをつたえることができるそう。
基本フェードにしていますが、
シャープに出てくる感じにしたくて帯にかんしてはスプリットにしました。
ここも見て!
ということで3枚のスライドのブラッシュアップ過程を
見てもらいましたが、
さらにここも見て!を書いちゃいます。
・つかみに数字
どうしてもプレゼンってなると一方的に話がちになってしまいます。
そこで質問を入れることで、その時間が参加者主体に
できるかなと考えました。
質問も数字にすると、何の数字だろうと聞き手が考えてくれやすいとのこで
最初のほうにつかみとして入れてみました。
この数字も若干上の方に配置しています。
それと、数字を出すときは何の数字かを言ってから出すと
何の数字か考えてもらいにくいので
数字を出してから、何の数字か出すようにします。
・マイナスイメージはモノクロ
マイナスのイメージの文字は赤にするとさきほど書きましたが、
写真もモノクロにすると、より効果的。
基本読みやすいようにゴシックの文字を使ってきましたが
明朝体にすることで横線の細さからネガティブなイメージを強めるようにしました。
・やっぱりイラストを使わない
子どもたちのふりかえりから
商店街でウォークラリーをするクラス
野球場でイベントをするクラスに分かれて
「人がつながるイベントをつくろう!」となっていきました。
と紹介するスライドなんですが
自分としては線で分かれている様子を表現できているつもりでしたが
こっちの方が圧倒的に感情に伝わるスライドになったなと思います。
スライドより大切なこと
今回、このようにプレゼンする機会を得たことで
本を読んだりフィードバックをもらったりして
表現力がかなり上がったと思います。
そんなにプレゼンいっぱいやってきたわけではないので
このレベルかって方はご容赦ください。
でも、いくつになってもどんどん成長できるって嬉しい。
人生最高のプレゼンにします!
ただ、こんなにああだこうだ書いてきましたが
中田敦彦さんが言っていました。
何よりも大切なのが・・・
笑顔と元気な声
これまでがんばってきたとか関係なく。
伝わるかどうかがもっとも大事だなって思います。
抑揚とか、間も大切にしながら・・・
精一杯の笑顔と元気な声で僕の思いを伝えたいと思います。
だれかのなにかになったら幸いです。
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