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君がクレジットカードを手にした日

クレジットカード

それは本当に便利なものだ


お店では現金を出す必要がなく
Amazonやネットフリックスなどのサービスでも支払いができ
分割払いを使うこともでき
場合によっては家賃や光熱費の支払いにも使える


あなたは今
クレジットカードを持っているだろうか。

大人の方であればお持ちの方が多いかもしれない。
中学生・高校生であればこの先持つ人が多いだろう。


君はクレジットカードを手にして何をしたいだろう。
たくさんお買い物をしたいか、
店舗での買い物を楽にしたいか、

どんな目的であれ
君がクレカを手にする日は遠くはないのだろう。

もしかすると君は
クレカの便利さに気づき
お買い物をしすぎてしまうかもしれない

上限額に達するほど使ってしまうかもしれない

本来自分が持っているお金以上の額を使ってしまうかもしれない。


でもその時君は
これで救われるぞ!!と感じる機能と出逢うんだろう

君が出逢ったのは
”リボ払い”だったのかもしれない

リボ払い
それは初めてクレカを手にした君には魅力的に想えただろう

だって、どれだけ大きな買い物をしても
毎月5,000円や1万円だけ払えばいいんだから。

君は
これだけ払っておけば返済できるんだ!!と思い
その場ですぐに申し込んでしまった


その後君は少額の支払いのみで過ごすことができた。

さぞ喜んだことだろう。
どれだけ買い物をしても、5,000円だけ払っておけばいいんだから。

銀行口座を見ても、全然お金減ってない!!そう感じるんだろう。


1年の月日が流れ
君はクレカの上限額を増やしたくなった。

その時、あと何円くらい返済すればいいんだろうと気になり
スマホで確認してみたんだ。

君は1年前、20万円の買い物をしていた。
この1年、毎月5,000円返してきた。
残りはあと14万円
あと約2年間、5,000円を払い続ければ返済できる!

そう思い確認したんだろう。

でも君は自分の計算ミスを疑った。

返済金額が16万以上あったのだから。

1年間で6万払ったはずだ!
どうして3万ちょっとしか返せていないことになってるんだ!?
何度計算しても、5,000円×12ヶ月は、6万円だった。

それなら残りは14万のはずだ!!
焦って色々確認しただろう。
本当に元々は20万円だったのか、
毎月5,000円払えていたのか、

そして色々調べたんだろう。
「リボ払い 返済」
「リボ払い 仕組み」
「リボ払い 返済額 減っていない」

そこで君は頭が真っ白になった。

「て、手数料??」

詳しく調べ、より絶望させられたんだ。

君は3万円程度しか返すことができていなかったんだから。

このままでは、4年くらいかかる
さらに20万に加え、何万も支払う必要が出てくる。

ここから君の本当の返済が始まった。

銀行口座のお金はすぐに無くなり
どれだけ仕事やアルバイトを頑張っても、今すぐには返せなかった。

自由に使えるお金はなく、
日々の生活と返済に回して
一刻も早く全額返済するしかなかった。


君は考えを改めた

クレカは便利だが、結局自分がもっているお金しか使えない

君は心に誓った

二度とリボ払いはしない


もうあんな目は見たくない
未来の君はそう思っているのだろう


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