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禅 × ビジネス

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このマガジン「禅×ビジネス」では、20年になる禅の修行の経験を踏まえて、禅とビジネスに関する学びについて、つづっていきます。10,000時間以上のメンタルトレーニングやコーチング… もっと読む
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2022年2月の記事一覧

京都からだ研究室の前期講座 『"分けられない"身体を試みる』は4月スタート

京都からだ研究室では、これまでさまざまな身体の技法について探究してきました。 今年の京都からだ研究室の前期は4月17日スタートします。 京都からだ研究室 前期『"分けられない"身体を試みる』はこちらから 今回講師を担当してくださるのは、バランストレーナー小関勲さんです。 今回の講師、小関さんのメッセージをぜひ読んで見てください。小関さんは、オリンピック選手をはじめプロスポーツ選手などにバランストレーニング、カラダの使い方を指導されています。 今回のテーマは「分けられ

素直になれないあなたへ 区別しないという生き方

コンテントとプロセスについて今回もお伝えします。 私たちは、日々の生活を区切っていることに気づいているでしょうか? コンテントとは、物事の見える側面です。コンテントの言葉は出来事や目標を表現します。実は、コンテントというのは、物事を区切るという特性を持っています。 こちらは、コンテンツの一日の例です。 朝起きる。準備をする。通勤する。仕事をはじめる。会議をする。昼食を食べる。営業のプレゼンをする。嫌な上司に報告をする。家路につく。夕食を食べる。好きな本を読む。お風呂に

自分という世界の旅 まずは世界の端までいってみよう

先日、読者の方から、「なぜ、赤野コーチは毎回、赤裸々に自分のことを書くのですか?」と聞かれました。そのときは、私もなぜなのか、よく分かりませんでした。 書いているときには、ただ、体験から生まれた気づきをどう素直に言葉にするかを探究しています。 ただ、どうもこれではカリスマコーチにはなれないみたいです。ある著名なコーチは、常に読者を意識し、有用な情報を分かりやすく提供することを徹底しているそうです。人のことをイメージできる人は本当にすごいですね。 私の記事は、真逆の方向か

真実はあとでわかる アクが抜けた言葉とは?

前回から「プロセス」と「コンテント」についてお伝えしています。 前回の記事はこちら 本当に言いたいことが言えないとき 「場の空気を読む」とは? 何かをしているとき、人との間にはいろいろなことが起こっています。している何かを「コンテント」といい、起こっていることを「プロセス」といいます。 たとえば、会議を例にすると、議題、目標、役割。これらはすべて「コンテント」です。 話し合いの中で、発生している様々なものは、すべて「プロセス」です。たとえば、お互いの関係の中で揺れ動く