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エベレストトレッキング #2 登り

ルクラ(2,840m)からゴラクシェップ(5,140m)までのあれこれ。

世界一危険な空港へ

人生初のプロペラ機で、世界一危険な空港と悪名高いテンジン・ヒラリー空港へ。
今回のトレッキングのある意味ヤマ場。

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とにかく狭い。
が、1時間も乗らないので気にしない気にしない。

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なのに、ちゃんとCAもいたりして、サービスは割としっかりしていた印象。
(彼女たちはどんなモチベーションでやってるんだろうか…)

ルクラ~ナムチェバザールまで(初日~2日目)

何事もなくルクラへ到着し、10日間のトレッキングスタート。
初日は一旦、200mほど下るだけなので、リハビリというか、ウォーミングアップというか。

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きゃー!スタバ!
って、よく見るとただのネットカフェ。
カトマンズにすらないので、期待するほうがおかしな話だが。

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他のトレッキングエリアに比べて現地人の多い印象。
たまたまイベントだったのかもしれないが。

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2時間ほどで、初日の宿泊地、ファクディン(Phakding)到着。
ここで、ランタントレッキングでもお世話になった、そして今回もガイドを依頼することとなるRajと再会。
つまり、ここまでは独力。
再会がうれしく、初日からロキシーをいただき、21時には就寝。

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高山病でもないのに、ただ、枕が高かったという理由であまり眠れず、5:30には起床し、7:00には2日目スタート。
ここから本格的に登りスタート(ただ、あまり面白くもなかったのか写真を全然撮ってない)。

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7時間後の14時過ぎにはナムチェバザール到着。
ようやく拝めたヒマラヤ!(ただし、ほんのちょっとだけ)

ナムチェバザール散策

富士山よりも高地だのに、下手な街よりも全然都会なナムチェバザール。
オフシーズンなので、あまり店はやってないけど、一通りのものはここに揃っている印象。
飯も美味いし、ホットシャワーも浴びれて、トレッキングに来てることを忘れそうにもなるが、高度で言えば富士山より十分高く、空気も薄いので、夜の眠りは浅くなり、熟睡はできない。

高山病防止には水を飲めってことで、水の消毒薬(Rs.150)を購入。
結局、高山病なったから、あまり意味なかったけれど…

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ネットカフェもぽつーん(仕事しろや)。

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アイリッシュパブなんてのもあったり。

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たまには、こんな生活感も垣間見えたりして。

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翌日は高度順応日ということで、少し足を延ばして、世界一高いところにあるという空港へ足を延ばしてみた。
が、牛がポツンといるだけだった。

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全行程のベストミール。
(トレッキング中で最もまとも、かつ、美味い)

パンボチェまで(4日目)

高度のため熟睡はできず。
さらに、激しい下痢で目を覚ます。
腹がかなり心配だが、8:00には出発。

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天気悪い。
この日はずっとこんな感じ(写真もあまり撮っていない)。

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この日の目的地は本当はパンボチェではなく、このテンボチェ(TENGBOCHE)。
着いたー!という喜びも束の間。写真の通り、宿が軒並み営業していなかったので、宿を取ることは諦め、さらに一時間歩き、パンボチェへ。
こういうときの一時間は永遠以上に長い…

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テンボチェから1時間、スタートからは7.5時間後の15:30に、パンボチェ到着。日本の田舎を彷彿とさせる段々畑(ネパールトレッキングにはよくある風景)。

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暇そうだな、おい…
ちなみに、ここが最後のホットシャワーエリア。

ロブチェまで(5日目~6日目)

相変わらず腹は壊してるが、昨晩は珍しく熟睡(ようやく高地順応してくれたのかな)。のんびり、というか、下痢が酷く、なかなか出発できず、この日も遅めの8:30スタート。

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このあたりから、絶景エリア。

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そして、ようやく、森林限界突破。
このあたりから、他のエリアでは堪能できないであろう、エベレストトレッキングならではの景色が続く。
(ここまで長かった…)

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出くわしたらラッキーとかいう動物にも遭遇(名前忘れてしまった)。

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この日は、2時間半で目的地のディンボチェ(DINGBOCHE)に到着。そして、高度も4,000m越えの4,410m。

夕方以降から、頭痛に襲われ、本格的な高山病スタート。
Rajにマッサージ受けるもスッキリせず、とりあえず眠ることにした。

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寝て起きたら、頭痛もスッキリ。
下痢もようやく収まり、7:30にはスタート。

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この日もいい天気。
ヤクは高山病にならないのかね。

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2時間ほど歩いて、DHUKLA + THUKLA着。
ホットレモンで一休み(下山までひたすらホットレモン飲んでた気がする)。

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12:00には目的地のロブチェ(4,910m)到着。
部屋からローチェが見えたが、頭痛がしてそれどころではない(昼飯どころでもない)。

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もう、こんなものしか喉を通らない…(でも、おいしい)

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なのに、隣で容赦なくビールを飲む男、Raj。
軽く殺意を覚えたが、頭痛には抗えず、20時にはおとなしく就寝。

が、、、寝れない。
高山病のせいなのか、イギリス人の団体(19人)のせいなのか…

ゴラクシェップまで(7日目)

朝は頭痛も少し収まり、食べ物も多少は喉を通り、
本トレッキングでは初めてとなる予定通りの時刻、7:00に出発。
(いちおう、前日には何時に出ようとRajと話をしているのだが、毎度腸の調子がよろしくなく、結局毎日もたついてしまう)

ノートによると、何が何でもイギリス人の団体よりも行動を早く起こしたかったらしい。どんだけ腹立ってたのだろうか…

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高度が5,000mを越えると、ヒマラヤも一層近くに感じる。

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ゴールも近いと浮かれるもんです。
にしても天気最高!

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スタートから2時間後の、9:10には最終到達地点カラパタール(5,140m)に到着。

というわけで、続きは別の記事にて。

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