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ラグタイム曲の選び方

こんにちは。ラグタイム曲をご紹介するまなみ@ラグタイムです。

今回は曲紹介ではなく、楽譜から曲を決める場合のラグタイム曲の選び方について書きます。

最近、amazon.comのマーケットプレイスで「A Tribute to Scott Joplin and the Giants of Ragtime」という楽譜を買いました。↑の画像が表紙の一部です。

ここに載せた「Suwanee Echoes」というワルツの楽譜を手に入れたかったためです。

ラグタイムの楽譜はダウンロードするものだったので、楽譜買うのに抵抗がありましたが、普通買うものなのでしたね。小さいころからピアノやっていますが、新しい楽譜(今回のは中古ですが)はやっぱり嬉しいものなので、楽譜が届いて中をわくわくしながらパラパラめくっていて気づいたことがありました。

いつも楽譜を選ぶときは、画像検索したり表紙の一覧を見てこれ!というジャケット買いの感覚(ジャケ買いも最近ないですね。。ほとんどストリーミングで聴いているので。)で直感で曲を選ぶのですが、購入した楽譜は表紙や何年作曲とか周辺情報が一切なく、純粋に曲で選ばなきゃいけない状況なので、楽譜から選ぶときはポイントを押さえて曲を見ている自分に気づきました。

そのポイントですが、ラグタイム曲はだいたいが「intro - A-A-B-B-C-C-D-D」という構成で作られていています。私の場合は、introとAとCの部分を見てこの曲は好みかどうか無意識に選んでいたようです。

introやAの部分はつかみのところなので、何か気になる!と思ったら作曲者と趣味が合うのかもしれません。Cの部分はTrioと言われるところでけっこう盛り上がるところなので、その部分がよければ、かなり相性合うと思うのでCを弾くために選曲して全体を練習してもよいかもしれません。

Bに関してはつなぎ的なところですが曲によってはここがいちばんよかったりするので全く気にならないわけではありません。Dは最後なのでだいたいどの曲も盛り上がります。難易度的にもあがるし最後の部分なので練習でめげそうになりますが、Dを集中的に練習すれば大抵なんとなかなると思われます。

なんて、占いみたいな口調になってしまいましたが、以上のことを想定して改めてラグタイム曲を聴いて見ました。

すると、やはり好みの部分はありますが、曲全体を通して聴いてみるとどの部分だけがいいって言うのはそんなないのだなということに気づきました。いつからか良さがわからないのが自分が聴き込んでいないからだと思うようにしているからもしれませんが。

よくよく考えれば作曲するというのは大変なこと。私なんてできません。魅かれた曲、手をつけた曲はご縁なので大切に弾いていこうと改めて思いました。

そんなことを考えながら、届いた楽譜の中から次に弾く曲を選んでいます。


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