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2時間で3つしか売れなかった夏コミ

東方Projectの最推しは「鈴仙・優曇華院・イナバ」一択です。
私が初めて知ったのはニコニコ全盛期の時代。
クラスの人が話してるのを聞いて、陰キャだった私は家に帰ってパソコンで調べた。

なに、この女の子。うごく、可愛い……!!
何言ってるんだ…?座薬?んー…藁人形…??
とまぁIOSYS様の動画から虜になり、アレンジ曲だのイラストだの漁りまくりました。
挙句の果てには、京都に修学旅行に行ったにもかかわらず、メロンブックスっていう東方のグッズ売ってる場所がある!!行こう!!と修学旅行のオタクグループと一緒に、風情も何もなくオタクした良い思い出。

それがいつの間にかうどんげを描いてみようと思い、ネットにあげると下手なのに誰も罵詈雑言を投げつけず、優しい世界がそこにはあった。
インターネット最高!!

初めて買った板タブで描いたよ
どこ見てんだろう
黒色って難しい…と思った思い出


15年くらい愛してやまない鈴仙・優曇華院・イナバ。
愛の表現の1つである二次創作の中で、可愛いうどんげを描くことがいつしか目標になっていた。毎日描いていたらフォロワーも増えた。絵描きとは縁遠いような存在だったのにみんなが好きと言ってくれて「私のうどんげ」がいつの間にかそこには居た

みんなが好きといってくれるうどんげは嬉しかったけど、顔のバランスが取れなくなったり、イメージだけが先行して絵に表現できない葛藤を抱えていくようになった。
それで3、4年前くらい前からだんだん下手になったり雑だったり、同人誌を出す数も少なくなっていたし、メンタルが良くなかったと思う。(年中ほぼ悪いが)

けど今年は新しい仕事も決めて、同人誌…頑張ろう!と決めた年なのでイベントに沢山出た。
例大祭、夏コミ、コミティア、(もしかしたら冬コミも)…と盛り沢山なイベント参加で、1回で頒布する量おかしいやろってくらいのを1人で全部やった、計画ミス。これがいい方にも悪い方にも傾いた。

例大祭ではアロマグッズに挑戦し、抱き合わせのノベルゲーム(フリー)もつけた。ステッカーも作った。
毎日20時くらいに帰ってきて、朝も7:30くらいには家でないといけないのに、これ一人でやったのほんと頭おかしいと思う(頑張った)
そんな過酷な準備はみんなに認められて、「うどんげだ」「かわいい」を沢山言ってもらえて大満足でした。

そして、優曇華がかわいいと思えるものが描けた。

ですが、その次の夏コミ。
これはどうしてもオリジナルで出たかった。
うどんげを書くことには自信がなく、私は美少女ゲーム大好きっ子なので、いつかノベルゲームを完成させたかった。本当はゲーム会社で原画家とかグラフィッカーやりたかった……
そんな思いを昇華させるために、売れないと思いつつも、アロマグッズとオリジナルのメンヘラとヤンデレストーリーで参加した。

だが夏コミの結果は、結果は3つ…2.3時間で3つ売れただけ。
そもそもだれも声をかけてこない。
勿論絵が合わないというのもあるかもしれないが、ここのブースは「オリジナル雑貨」ブースなのだから。
「ヤンデレ」「メンヘラ」「美少女グッズ」を並べている周辺には、ビーズのアクセサリーやお香、天然石など、マダム御用達グッズが多かった。
当たり前だが、見たとしてもジャンル外だから声をかけないし、こっちも掛けづらい。
自信を持った前回の例大祭、自信を失った今回オリジナルのコミケ。
そんなこんなで離脱したけど、なんだか楽しかった。
2時間で3つしか売れなかったけど、みんなが楽しそうで、色んな絵が見れて楽しかった。

そのぶん売り切れてない他のサークルさん、欲しかった同人誌とかを沢山変えて刺激をもらえたんです。
ここでイベントの楽しみ方を知りました。

オリジナルはあまり人に見て貰えなかったけど、それまでにこの頒布した作品を描いてきた時間は少し、私のこの手を上達させたと思う。
あと描いてて楽しかった。
コミケは、こんなかわいいイラストの表現があるんだ。ジャンルにとらわれなくていいんだ、、みんな好きなものを書いてるんだ、なと今回の暑っついコミケでは勉強になったことが多くありました。

そこで消化不良で向上させる意志を持った私は、元々大好きだったあの子に、優曇華にもう一度思いをぶつけてみようと思えたのです。
諦めない。

オリジナルを書いた今、今ならうどんげをもっと可愛くかける、描きたいうどんげを表現出来るはずなんです。

1度離れた幻想郷だけど、優曇華は、幻想郷は受け止めてくれると信じている。うどんげをたくさん書いて、オリジナルで作りたかったノベルゲームもオリジナルイラストも描けばいい。

あと、イベントに参加する時のジャンルを間違えない!!!
これ、1番大事。

メモみたいになって読みづらくて申し訳ないです。
でもこれが本当の気持ち

これからはうどんげを沢山書いていきます!!

ということです。

たくさん描いて、有名になって、みんなで楽しいを分かち合おうね!!


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