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温泉マガジン

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お気に入りの温泉たちをまとめます。
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#旅館

GWの東北、越後、長野を旅する-7【栃尾又温泉 自在館】

R352を大湯温泉の入口から左折して行き止まりが栃尾又温泉 谷間の隔絶された空間には3軒のお宿が並びます。 玄関を入るとイケメンのお兄さん(マスクから見える範囲で)が説明してくれる。声もいいw その間荷物は部屋に運んでもらえた。 飲み物やお菓子はロビーに置いてあるので、セルフで頂くよう。 温泉の冷水ポットもあります。 作務衣を選んでお部屋へ お部屋は大正館を予約していて、本館から渡り廊下で向かう。 2間続きの広い部屋で鍵も掛かる。エアコンもストーブもこたつもあって あと、

GWの東北、越後、長野を旅する-6【華報寺共同浴場~栃尾又温泉、自在館】

2晩お世話になった村上市の南大平ダム湖公園キャンプ場を後にする。 そしてまた、キャンプじゃないと晴れる!というサイクルが回ってきたw まあでも移動日の車窓の風景が晴れて、山々が美しいのもうれしいので これはこれでいいかな。 車はキャンプ場から残雪の飯豊連峰の西側を回り込みながら、 華報寺共同浴場に到着。(トップ画像は華報寺) 華報寺の境内に駐車させていただきます。 開湯から1200年 新潟県内最古の温泉らしい。 出湯、今板、村杉の三つの温泉地を総じて五頭温泉郷と呼ばれ、いず

草津温泉と四万温泉を結ぶ旅-4【雪の四万温泉 長静館を味わい尽くす】

<前回はこちら> 四万温泉へのR353に入ってしばらくすると、辺りは一変雪景色に変わる。 駐車場に車を置き、雪を踏みしめて玄関に入ると、外観からは想像もつかない落ち着いた家具やインテリアに出迎えられる。 大きな窓からの雪景色が美しい。 自家源泉100%の源泉かけ流しの宿 評判の料理 1日10人限定というサービスの行き届くぎりぎりの所で落ち着く。 この日は3組6人のお客様。 対応は最低限、部屋への案内はなし、布団も各自で敷くという徹底ぶり。 これもお部屋に入ったら後はプラ

草津温泉と四万温泉を結ぶ旅-2【さあ冷え切った体を草津温泉で癒すのだ】

<前回はこちら> 午前中の鳥活で、もう思い切り体が冷え切りです。 朝も3時に自宅を出たので、ガンガン効かせた車内暖房でうとうとと居眠り 車道は、途中たいした雪もなく(らしい)草津温泉の入口から圧雪のいやらしい感じになってくる。 宿までの道すがらは住宅街で雪の為狭い坂道になっていて、また車道から離れるので草津と思えないくらい静かです。 無事到着。宿は、草津温泉 滋養の宿 ぶなです。 宿に入るとそこかしこに手作りの品々があり、 食堂でのチェックインでは、手作りのショウガ湯とお

旅館に思うこと

ツイッターでは昨晩から旅館の料理についてのツイートが大炎上している。 旅館の料理が多すぎて食べきれず、廃棄されることを思うとここの旅館は大失敗だった。ということらしい。 家族間の内輪の話ならだけど、それでも大失敗とか思うんだなあ。 こういうことSNSで堂々と言い切ってしまうことも驚きで、 私もいくつか泊った旅館では、不満に思うところがあった旅館もあるけれど、基本個人の意見なので、それをSNSで投稿しようとは思わないし、 はずれだったと思えば、それきりということなのです。

食いしん坊万歳、海鮮と野菜たっぷり温泉宿でお腹がはち切れる。。。

伊豆片瀬温泉、味湯海亭 福松荘 思い立って温泉へ、思い立って気軽に行けるのが伊豆 伊豆の東海岸は有名所、高級所の温泉宿やホテルが目白押しですが、 ふと目に留まった片瀬温泉、熱川温泉と稲取温泉にはさまれたエアーポケットのような温泉地で、伊豆急の特急電車が止まらないことから、小規模な旅館と民宿が数件の静かな温泉地です。 海沿いに遊歩道があって、またちょっとした民話の里でもあるようです。 ここは東伊豆では一番大島が大きく見えることで有名で、伊豆七島は五島位見えたかな? 1

隠し湯に行こう~

川浦温泉、山県館 隠し湯といえば、筆頭に挙げられるのが”信玄の隠し湯”ですね。 信玄の隠し湯は山梨県を始め、長野県、岐阜県、静岡県などにそれぞれ有名所の温泉が名を連ねている。 こちらの旅館は信玄の四天王の一人とも呼ばれ、『武田に山縣あり』と周辺諸国から恐れられていた、武田二十四将の一人山縣三郎右兵衛尉昌景が祖先になる。(旅館HPより) 当然歴史は戦国時代に遡り、戦で傷を負った武将たちが、その傷を癒すため、また疲れを癒すためのテルマエ。。。いやあ、歴史ロマンですね。

後生掛温泉さん、あんたはんえらい商売お上手でんな。。。登山者目線でw

後生掛温泉 なぞの関西弁で失礼しました。 どこの温泉旅館だってがんばっていますよ、今さら何言ってるんですか? という声が聞こえてきそうですが、ずるいんですよ、後生掛温泉w 少し前の話になります。 玉川温泉から焼山~八幡平~裏岩手縦走路~岩手山と縦走計画を立てて奥岩手を巡った時のお話です。 1.アクセス 池袋西口から発車した夜行バスは秋田の鹿角花輪駅へ、 早朝1時間ほど待って、路線バスで玉川温泉まで車中の人となります。 高温のお湯がほとばしる玉川温泉から登山道は始まり

源泉掛け流しの貸切風呂と雄大な西伊豆の風景が楽しめる温泉旅館

玉樟園新井 年末も目前の12月のとある日、伊豆土肥の温泉旅館を訪ねた。 例年ならだんだん寒さも本番になってくるし、ここは温泉でも入って暖まろうという時期なのですが、今年は意に反して暖かい日が多い。それでもやはり温泉の恋しい季節です。 玉樟園新井は、ドラマのロケ地になったり、囲碁や将棋の対局の場としても使われたりと、中々の名旅館なのですが、格式ばった所もなく、スタッフの方々もみな気持ちよく親切で、とてもくつろげます。 今回は海水浴シーズンでもなく花の時期でもない日曜日なの