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ぼくのしらないところで

ぼくのしらないところで

だれかがいきている


ぼくのしらないところで

だれかがしんでいく


ぼくの すんでいるところを

しらないひとは たくさんいる


ぼく というにんげんが

いきていることを

しらないひとは もっとたくさんいる


たとえば たったいま

ぼくが しんだとしても

だれも そんなことなどしらずに

いきていく


でも このせかいで

たった ひとりでも


ぼくがしんだら そのひとのせかいが かわる


そんなひとが いるかぎり


ぼくは 僕の人生を勝手に終わらせる事は出来ない



20231116

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