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コラム スマホが押収された場合

逮捕されそうな人、必見!!笑
警察にスマホが押収されてしまった場合の選択肢を教えます。

実は、アルカイダから押収したiPhoneのロックの解除をFBIでも出来なかったことがあったなんて話は留置所業界では有名な話です。笑

そういった差し押さえの令状が発行された場合、スマホを提出する義務は発生しますが、パスワードをたまたま忘れてしまった場合、警察に伝えることはできないのでロックを解除することはできません。

無実ではあるものの、証拠として不利なやりとりや内容がある場合は一考してみてもいいかもしれません。

顔認証や指紋認証の場合は最終的に裁判所から必要だと判断された場合、強制的に認証されます。この場合も、PINコード等の暗証番号系のロックの場合も忘れてしまうとどうにもなりません。

LINEのやりとりや内容も同じく裁判所からの開示請求が通れば(ほぼ通ります)全て提出されます。

今回浅野は、強引で恫喝されたりする取り調べの仕方を変えてくれれば教えますと警察に話して、数日小さな駆け引きに使った上で自分でパスワードを申告しました。元々見られて困る内容もなかったので。

警察は場合によってはあなたの持っている権利を教えてくれません。
強引にこういった令状出てるから解除しなさいと言われた時も、自分の権利を思い出して少し考えてもいいかもしれません。まぁ、逮捕されるようなことをしないことが一番です。

また行きたくはないなぁ。笑

本文監修:グラディアトル法律事務所代表若林翔先生

若林翔弁護士の解説

話したくないことは話をしなくていいという黙秘権という権利があります。極端なことをいえば、取調中、ずっと黙っていても良いのです。
もちろん、スマホのパスワードについても教えなくても大丈夫です。黙秘します。と毅然とした対応をしてOKです。
もっとも、黙秘をすることにより勾留期間が長引いてしまうなどのリスクもありますので、事件の内容や警察等の捜査機関が把握しているであろう証拠状況等を踏まえて、弁護士と相談しながら対応を決めるのがよいでしょう。
警察には、「弁護士と相談してから決めますので、今は言えません」と伝えればよいでしょう。

https://www.gladiator.jp/fuzoku-komon/



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