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ヒンデンブルグオーメン点灯

7月28日にヒンデンブルグオーメンが点灯しました。

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こちらは米国株の過熱感から算出され、点灯すると1ヶ月以内に5%以上の暴落が高確率で起きると言われているもので、いわば『暴落シグナル』です。年に数回あるかないかの頻度なので気をつけたい魔のシグナルですね。

米国株はNYダウ、NASDAQ、S&P500ともに史上最高値圏におり、週足や月足など長期足では中期maからの乖離が過去最大レベルにまで乖離しています。グランビルの法則の8番目である売りシグナルに当たります。

なのでいつなにが弾けてもおかしくはない状況ではあります。しかし弾けたとしても世界最強の株式市場なので米国株は下がったらすぐに新規の買い手が押し目とみて参入してくるので、下落も限定的ですよね。

今まで米国株のショートが上手くいかないという人は日経のショートなら上手くいくかもしれません。

日経平均株価は過去、下げる時は大きく下げています。

今もここ2ヶ月程度の間、米国株よりもパフォーマンスが劣っています。

日経平均日足

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こちらは日経平均の日足ですが、高値がじりじりと切り下がってきています。日経平均はダウ理論上は既に下降トレンド入りしています。下降トレンドということは投資戦略としては戻り高値からの『戻り売り』が一般的な戦略としては正しくなります。

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出来高は上昇しながらも日経は下落中です。

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空売り比率はなんとも長い11営業日連続40台です。このことから新規の売り手により、出来高が上昇していると読むことができます。この新規の空売りもずっと続くわけではなく、『空売りの買い戻し』がこれだけ40台が続けば起こるため、来週は空売りの買い戻しで小幅(200〜500円)程度のリバウンドはあって然るべきかと思います。

しかしヒンデンブルグオーメンが点灯していることからも戻ったとしても相場はズドンと大きく落としてくる可能性が高くなっています。

以上を踏まえて投資戦略としては

■投資戦略

・短期のリバウンドを狙いたいデイトレーダーは27000円の意識ラインを損切りラインに設定し、27000円台前半でロングし27000円台後半までのリバウンドを狙う短期ロング
・中期的な暴落を狙いたいスイングトレーダーはしっかり戻ってきたことを確認しながら27000円台後半から戻り売りショート

これが一般的には今の相場にハマった戦略なのではないかと考えています。

それでは来週も相場を注視していきましょう。

※投資は自己責任です。相場というものは不確実なものであり、どんなプロトレーダーでも含み損を抱えます。ですので配信する内容は確実性を保証するものではありません。ツイートやnoteの投稿は投資助言、売買指示ではなく、あくまで自己のアウトプットですので、ご参考にされて投資を行った結果につきまして一切の責任を負いかねます。


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