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Azureおすすめ勉強方法について

はじめに

こんにちは!マルチクラウドデータプラットフォームユニット 第一部の梅田です。

近年、ジールではDX推進に不可欠なクラウド化事業にも力を入れており、様々なクラウドIT基盤の導入をハイレベルで提供できる集団を目指しています。

本記事では、その数あるクラウドIT基盤の中からAzureにフォーカスし、これからAzure を勉強しようと思っている方Azureの認定資格取得を目指す方に向けて、お得に且つ効率的に対策するためのおすすめの勉強方法を紹介いたします。

今回はその一例として、AZ-900: Microsoft Azure Fundamentalsをベースに解説いたします。

AZ-900: Microsoft Azure Fundamentalsの受験対象
クラウド サービスの基礎知識と、それらのサービスが Microsoft Azure でどのように提供されるかを理解している必要があります。 この試験は、クラウドベースのソリューションやサービスを使い始めたばかりの方や、Azure の初心者の方を対象としています。

引用:Microsoft認定資格

【ステップ1】Microsoft Azure Virtual Training Daysを受講する

まずはMicrosoft社が提供するウェビナーを受講して、概要を掴むことをおすすめします。(※無料です)
ウェビナーでは一般的なクラウド コンピューティングの概念やIaaS、PaaS、SaaS といったクラウド サービスに関する基礎的な知識などが学べます。

注意点としては、事前に収録された映像を流すセミナー形式の為、聞き逃したり、不明点があったからといって、巻き戻して聞くことは出来ません。しかし、質問等があればチャットを利用して、リアルタイムにMicrosoft社のテクニカルエキスパートが回答してくれます。

AZ-900の場合は半日×2日間のイベントになり、Microsoft Virtual Training Daysの「直近の開催スケジュール」より、「Microsoft Azure Virtual Training Day: Azureの基礎」に登録することで受講できます。

また、この講義を受講することで、通常の受験料は12,500円(※2022/9現在)のところ、無料で受験できる試験特典が獲得できます。

【ステップ2】Microsoft Learn で学習する

Microsoft Learnは、Microsoft社公式の学習用Webサイトで、必要な物はMicrosoft アカウントとブラウザだけです。(※無料です)

ラーニングパス 、モジュール 、ユニットという3種類のコンテンツで構成されており、各ユニットを進めていくことで学習が行えます。

  • ラーニングパス:特定の役割やテクノロジを中心に構成されたモジュールの集合

  • モジュール:動画、ラボ、記事などの関連ユニットの集合を含む 1 つのコース

  • ユニット:モジュールに含まれる一つ一つの学習コンテンツ

学習の途中では時間制限制のサンドボックス環境を利用して、Azureのポータル画面を実際に使用し、Azure リソースのデプロイ等を実施するハンズオン演習や、知識チェックの問題も用意されています。

ハンズオン演習画面の例

AZ-900に関するラーニングパスは下記リンクを参照下さい。

【ステップ3】試験対策オンデマンド講座を受講する

Microsoft社公式の「試験対策オンデマンド講座」も用意されており、こちらの「試験対策オンデマンド講座」に登録すれば、開催日時を気にすることなく、いつでも何度でも視聴できます。(※無料です)

こちらは動画講義になっており、実際の試験で出るような問題を例に試験対策と試験範囲の復習をしてくれる内容になっています。試験に向けた貴重な学習機会となるため、前述した学習方法を参考に、事前に十分予習しておくことをおすすめします。

AZ-900に関する「試験対策オンデマンド講座」は下記リンクから登録することで、受講できます。

【ステップ4】Udemyの模擬試験を解く

ここまでのステップの理解度を確かめる為にも、最後のステップとして模擬試験を解くことをおすすめいたします。その中でも私のおすすめはUdemyです。

Udemyで「AZ-900」で検索するといくつかの模擬試験集がヒットしますが、私の経験では、いずれの問題集も実試験に近い形式になっており、ほぼそのままの内容が出た物もありました。
これらの問題集を2,3回実施し、合格点をコンスタントに出すことが出来るようになれば、試験対策として十分準備が出来ている状態になっていると思います。

補足になりますが、Udemyは月に数回の頻度でセールが開催される為、そのタイミングに合わせて購入されるのが良いと思います。

また、ジールならではの取組みとして、自己啓発費用支援制度という制度があり、このような問題集の購入費用も会社に申請することが出来る為、負担なく学習に専念することが出来ます。

自己啓発費用支援制度
一人あたり年間 1 万円を上限とし、自己啓発に関わる費用を補助する制度です。外部勉強会への参加費用、書籍の購入費用など、自己啓発に関連すると認められれば、費用補助対象となります。

【番外編】Microsoft Azure Cloud Skills Challengeに参加する

番外編として、Microsoft Azure Cloud Skills Challengeをご紹介いたします。

こちらのチャレンジはMicrosoft IgniteとMicrosoft Buildの2つの年次イベントの一環で開催されるイベントになり、期間中に対象のクラウド関連スキルのコースを受講し完了することで、無料試験特典を獲得できます。

Microsoft Azure Virtual Training DaysではFundamentalsレベルが対象でしたが、上位の資格に対する特典が獲得できる為、更なる成長を目指す方におすすめです。
(但し、複数のコースを完了しても、無料試験特典が獲得できるのは一つまでです。)

おわりに

今回はAZ-900をベースにAzureのおすすめ勉強法をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

今回はご紹介できませんでしたが、ジールでは実務で発生した疑問や問題点を社内に質問できるMicrosoft Teamsベースの【Knowledge Base】といった仕組みがあり、有識者の方が投稿された質問に対して、回答・助言をしてくれたりと、前述した自己啓発費用支援制度も合わせて、環境面のサポートも充実しています。

最後になりますが、これを見た方の参考に少しでもなることを願うと共に、他に効率的な勉強方法があればコメントいただけると幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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