見出し画像

それはきっと幻じゃない

今回はこのnoteをやろうとしたきっかけの方々ではなく、私の初恋が終了した話をします



先日、私の人生で初めて心から好きだと思った人が結婚しました


公式で情報が出る前に、すっぱ抜かれたことに対する不安

公式で情報がまだ出てないからフェイクなのではないかという期待

公式からの本人が直接書いた文章が出て、読んだ時


私の10年越しの恋が終わりを迎えました



10年前の彼は、私の今の年齢とそんなに変わらない26歳で、私はその時中学1年生で、ちょうど10周年おめでとうというアニバーサリーな期間に差し掛かってて、グループの名前は知ってはいたし、ちょうど世間にも注目を浴びて、以前の国立競技場でライブを行えたり、今では毎年のように司会進行をするぐらいにまでなった紅白歌合戦に初出場するなど、順調に階段を駆け上がっていた時にある曲を聞いて、出会いました



グループ内の1人が主演を務めていた、映画の主題歌になっていたので、観に行ったことを今でも覚えています


「雷が落ちる」という表現の通り、すぐさまグループのことが好きになり、その中でも一番好きだな、と思ったのがこの人でした


キラキラな大衆的なグループの曲を聞いていた私にとって、彼のソロ曲「Gimmick Game」を聞いて、グループのイメージとは真逆の音楽を生み出す、少しひねくれた所に衝撃を受けました


そこからは当時は何冊も雑誌を買ったり、CDを予約したり、自分でお金を稼ぐことが出来るようになってからはライブに行き、実際に生きているんだと感動したり、今日まで好きな人が増えて、熱量は変わったものの、好きでした


彼のことが好きで、表面のみだけど、性格を知ってて、よく見てきたから今回のようなことはきっとあり得るんだろうな、とどこかでぼんやり思っていました


誰よりもグループが好きで、客席からライブを見てみたいと話していた彼が、休止するまで残り少ない時間しかないグループよりも大切にしたいものを見つけたんだな、と思ったし、やりきれない怒りもこみあげました


年齢も年齢なので、いつかは一人の人間として幸せになってほしいことは願っていました でもグループが活動休止する、なんてこのグループにはないんだろうなと勝手に思っていたので、いつも通りの彼らが普段の姿で会見した時にはすぐには受け止められなかったし、未だに毎日のように忙しく、サブスク、SNSが解禁されて、より身近になった彼らを見て、あれは幻だったんじゃないか?と思っています


今はニュースを見れないし、録画するほど見ていた冠番組に出ているあなたを見ると、どうしてもこの事実が頭をちらつかせるから、今までのように楽しくは見れないや 素直に祝福出来なくてごめんね


突然目の前が真っ暗になるようなニュースが飛び込んできた時にはちょうど友人と過ごしていて、あの時は本当に一人でいたらメンタルがやられていたし、連絡を最近とっていなかった、当時からの友人から連絡がきたり、友人と会う機会では話を聞いてもらったり、周りに感謝していました 本当にありがとう


当時結婚する!とまで言っていた私が、今の世界にいたらきっとずっと泣いていただろうし、その経験を経て、距離感などを覚えた大人になった今は何事もタイミングなんだなと思っています



私が誰かに対してこんなにも夢中になれる人生を楽しむきっかけをくれたあなたへ。


結婚おめでとう。絶対幸せになってね。今までたくさんの夢と希望を与えてくれて、幸せにしてくれてありがとう。大好きでした。


おしまい。



ここまで読んでいただきありがとうございました! これからも読むのが楽しいと思ってもらえるようなひとりごとを残していきたいと思います^ ^