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日本のドラマもようやく転換期?Netflix革命 Part1/3

最近コロナの影響で自由時間が圧倒的に増え、Netflixで久々に日本のドラマを観ることにしました。

子供の頃から映画鑑賞が大好きな私にとって、映画やドラマは言語学習のための最も重要な方法の一つです。その国の映画、ドラマを観ると、言語、方言、身振り手振りだけじゃなく、文化、習慣、社会問題、人間関係、料理、日常生活に溢れている小さな事柄の数々について沢山学べる自信があります。日本語の勉強を始めた時、日本の様々なドラマをほぼ毎日観ていたものです。

当時の私にとって日本のドラマは完全に新しい世界のようでした。『ごくせん』のヤンクミ、『花より団子』のカッコイイ松本潤、『1リットルの涙』の切なさ...NHK朝ドラの『マッサン』を発見した際、感動のあまりにぎゃあぎゃあ泣いていたのを鮮明に覚えています。その世界観が新鮮過ぎてたまらなかったのです。

しかし、歳をとるにつれて感動の代わりに別の感情が湧いてきて精神的に日本のドラマを観れなくなってしまいました。なんだか良質な作品が消えたと感じたと同時に、演技の優れた俳優ではなく、女の子にモテる演技の中途半端なタレントだけが出演してワンパターンなドラマが急増し、ストーリーの説得力が一切なくなりました。何を観ても脚本、演技、撮影方法は全部同じで何のバラエティーがなく、ガッカリしたというか日本のドラマを諦めていたんです。

ただ、或る日Netflixの大流行が始まり、世界的に人気がどんどん高まっていました。こんなにコンテンツが溢れている配信サービスは世界初だったので、日本人も登録する人が徐々に増えました。2015年には、それまでなかった日本のNetflixオリジナルシリーズが配信され、かなり評判のいいレビューが多かったので、『Followers』と『全裸監督』を一気に見ちゃいました。Part 2の記事で『Followers』の感想を言わせてもらいます!


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