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鴨川デルタ。

全然知らなかった、いま、そんなふうに呼ばれているなんて。
鴨川デルタ。鴨川と高野川が合流する場所。
いまや観光名所、お天気の良い日は平日でも大賑わい。
「出町の三角州(でまちのさんかくす)」、
昔はそう呼んでいたのにな。

亀の形の飛び石が大人気。
飛び石が作られたのは、府の土木事務所のおっちゃんの
思い付きって聞いたことがある。
自転車で通りかかるといつも、
子どもも若者も、日本人も外国人も、みなぴょんぴょんやってる。
ときに妙齢のご婦人(てか初老の?おばあちゃん?)も混じっていて、
思わず減速して彼女らが無事に渡り切るのを見守りたくなる。
人ごとと思えない、落ちたらすぐに助けに行かなきゃ、と思う。

そういえば、41年前にここでピクニックをした。
5月15日、葵祭の日。
英文学のイギリス人の先生が、クラスのみんなで葵祭の行列を見ようって
新入生を誘ってくれた。
芝生にピクニックシートを敷いて、
先生の奥様特製のバナナブレッドをごちそうになり。
初めての葵祭と、これが英国のママの味?と感激したバナナブレッド。

この場所の名前はやっぱり、出町の三角州。
鴨川デルタではぴんとこない。
いつからこんなおしゃれな名前になったのか。
いや、特におしゃれとも思わないけど。

葵祭、来週です。

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