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【考察】若者の〜離れ

"若者の〜離れ"というフレーズを聞くようになってからそれなりの時間が経ちましたが、未だに聞く機会がよくあります。"若者の〜離れ"として挙げられたものには、自動車、新聞、ゴルフがあります。この考え方について考察してみます。

私は"離れる"という表現から、遠ざかっているという時間軸をもった表現として受けとりました。"若者"という言葉の定義が曖昧ですが、きっと昔の"若者"と現在の"若者"を比較しているのではないかと想像します。

そうすると、2つの疑問が浮かび上がります。
①なぜ、若者に限定した比較をするのか
②昔と今を比較して違う結果が出たことのなにが問題なのか

1つ目の疑問の答えは、"なんとなく"だと思います。自動車、新聞、ゴルフなどの離れは昔やってたけどやめた人などを含めると全世代的にそういう傾向があるはずです。つまりは、そういう時代の変化をしているというだけです。
データに対して、世代で区切って若者だけを経年分析をするとそう見えるということです。

2つ目の疑問の答えは、"何も問題ではない"だと思います。昔と今を比較した場合、おおむね何かしら違う結果が出ます。それ自体は問題ではなくただのデータです。そして、昔と今を比較して違う結果が出た要因は社会の変化です。

調査結果というデータ自体に問題は発生しません。何を問題として認識するかは人それぞれです。重要なのは、データからどんな問題を抽出してどう考察するかです。

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