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【考察】日本の人口減少

日本の人口減少は今でも重大な社会問題として叫ばれています。日本の人口が減少しているのは事実ですが、はたしてそれは社会問題なのでしょうか。

当たり前ですが、減少している人数は死亡者数と出生者数の差分です。すぽっと身の回りの友人などがいなくなるわけではありません。

総務省の国勢調査や国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の人口が1億人を超えたのが1967年、現在の人口が2018年の統計で1億2,650万人、28年後には1億人を切る予想となっています。

75年前の戦後には、食料難や多量の失業者という背景もあり人口増加が社会問題になっており、適正人口としては5,000万人から7,000万人と考えられていました。

つまり人口を議論する際には適正人口が必須だということです。また、適正人口の考え方も検討が必要です。

人口が減っていることは事実ですが、適正と比べて問題があるのかないのか、適正な人口の定義をどうするか、この議論をより深めることが重要です。

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