勉強法フリークが伝える「勉強を楽しむコツ」

どうも、ざわほげです。今日は、「勉強を楽しむコツ」を記事にしてみることにします。私は、昔から勉強法を調べるのが好きで、受験生の頃から「受験勉強法」や「勉強するコツ」などをひたすらググって自分のモチベーションをコントロールしていました。大学受験のときの経験から身につけた、いくつかのコツを紹介します。

きっかけ:河合塾の夏期講習を受けた高1の夏

「勉強法フリーク」な私ですが、最初からこうだったわけではありません。きっかけは、高1に通った河合塾の夏期講習だったでしょうか。サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」が愛読書の数学好きの友達に「ざわほげなら面白いと感じるはず!」と勧誘を受けて、試しに数学の夏期講習を受けて、なかなかに衝撃を受けました。

当時は、学校の勉強の他に、Z会と進研ゼミをチマチマやる程度の人間でしたが、兵庫の片田舎から片道2時間かけて、梅田にある最先端の予備校に通い夏期講習を受けてみて、いかに自分の勉強が体系化されてないかに気付きました

その授業は、高校数学の問題の構造とそれを解くアプローチを体系化した冊子を基に、一緒に問題を解いていくスタイルでした。問題とその解答をそのまま暗記する暗記数学も効率に勉強する方法の一つではありますが、問題と解法を体系化することの面白さをそこで学びました

なんか色々あったのちに受験を迎えました。後に専門となる物理や化学は壊滅したものの、数学がうまくいったおかげで、現役で京都大学に合格できました。

勉強は何のためにするのか

「勉強は何のためにするのか」というのは人類共通の疑問かと思いますが、私の中では、一つの答えがあります。それは、

異なる分野の物事をアナロジーで理解するため

です。特定の分野を一生懸命勉強したところで、別の分野で何の足しにもならないことは多いのですが、時には、「これとこれって、似た構造がある」と気付いたときの感動は何にも代えがたいものです。

同じように問題を解いていくときに、単に「その問題が解ければよい」と考えるのではなく、「この問題はどういう構造だから解けるのか」と考えるのはとてもためになります。問題を解いたあと、そのマルバツそのもので一喜一憂するのではなくて、それを解いたあと「どういう構造の問題だったか」を分析する癖を付けることが大事です

特定の分野における「問題が解ける構造」「問題が解けない構造」を知ることで、他の分野に応用することができるようになります。

そして、勉強法フリークへ

この事実を知ってからというもの、私は問題を解くためにどういう勉強をすべきかを調べるようになりました。例えば、脳に定着しやすい暗記の仕方や、自分に合った参考書とはどういうものなのか、といったことです。どんな分野でも共通するような汎用的な考え方こそが、私自身のためになると信じ、段々と「勉強法フリーク」と化していきました。

無駄に参考書を買ったり紆余曲折はあったものの、志望校には合格することができました。この経験は、合格した事実以上に、「効率の良い勉強は自分を裏切らない」という自分の信念を作り出すことになります。

勉強法フリークが教える「やる気を出すコツ」

さて、日々みなさんは勉強したりしなかったり、モチベーションに左右されてしまうことかと思います。もちろん、私自身も、調子の良い時や悪い時はあって、必要以上に沈んでしまうことはあります。

私の中で最も重要な「やる気を出すコツ」は、

1.細かい成功体験を自分で作る
2.勉強する前に効率の良い勉強法を考えてみる

の2つです。

1.細かい成功体験を自分で作る

どんな人でも、うまく行かないことがたくさんあります。ゲームでも勝てないと面白くないですよね。「負けてつまんないなぁ」の体験は、反省の材料を作ることも多いですが、積み重なるとやる気そのものが削がれていきます。そこで、自分から細かい成功体験を設定して、それを達成していくようにすると、やる気が出やすいです。

目標設定は、出来るだけ細かいほうが良いです。例えば、「鉛筆を持つ」でも良いです。私なんかは、「一日5分でも良いから勉強机に座る」というなんでもない目標をかかげて、細かい成功体験を作り、小さいところに喜びを見出すようにしていました。大学でコンビニバイトしたことあるのですが、そのときも、「レジを超早く打つ」目標を設定し、ゲーム感覚でレジ打ちをしていました。

こうして、細かい成功体験を積み重ねると、何でも楽しめるので本当におすすめです。なにより、辛いことも、楽しいことに変換できるかもしれない!

2.勉強する前に効率の良い勉強法を考えてみる

勉強法フリークの人でもないと、こんなことできないよ、と言われてしまいそうですが、ちょっと待ってください。勉強っておそらく、限られた時間内にする必要がありますよね。無限に時間を使えるなら、ダラダラと勉強すれば同じ段階まで到達できますが、実際はそうではありません。

例えば、「今日はいっぱい時間取れたので10時間勉強するぞ!」と考えたとします。そのとき、あなたはどうしますか?

ー とりあえず本を読む
ー とりあえず問題集を買いに行く
ー とりあえず人に質問しに行く

どれも姿勢としては間違ってはいないですが、まずはじめにすべきなのは、20分〜30分でも良いから、10時間の価値を最大化できるような勉強のやり方を考えることです。もしかしたら、

ー 1時間:問題を解く
ー 10分:わからないことを列挙する
ー 10分:わからないことを検索し、ページの内容を後で読む用にコピペ

のように計画をしてから勉強したら、20%ほど効率化が図れるかも知れません。20%なんて大したことないじゃないか、という気がしますが、10時間の内、2時間がたった20分〜30分の計画で浮いてるわけですから、全然効率的なわけです。

まとめ

まとめると、勉強法フリークの私が伝えたい「やる気を出すコツ」は、次のようなものです。

1.細かい成功体験を自分で作る
2.勉強する前に効率の良い勉強法を考えてみる

一見、よく見る内容に思えますが、実際にやろうとするとなかなかうまくできません。「問題が解けない!!」「この本難しすぎ!!」などとイライラが募ってしまいます。

そんなときに、一旦落ち着いて、小さくても良いから成功体験を作れるように細かく目標設定してみたり、今のやり方の効率を改善できるように少し時間を使って見直してみるのが大事です

以上、「勉強法フリーク」ざわほげがお伝えする「やる気を出すコツ」でした。

まだまだ、お伝えしたい内容があるので、随時発信していこうと思います。

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