嘘のない不動産note No.3 問い合わせる前に知って欲しいこと②
家の購入を検討されている方へ。
今回は前回に引き続き不動産のリスクについて、私達が思うことを書いていきます。
やはり避けられない賃貸と購入どちらが良いのかという点にも触れていきますので、宜しくお願いします。
1.資産価値について
やはり賃貸との大きな違いとして、不動産は資産になる!という点が大きいのではないでしょうか。
ここで大事な点は、資産価値として重要な要素とは場所だということです。今ではやはり駅近くの物件が人気で、東京都内の物件であれば高価格で取引されるでしょう。
ここでのリスクとは、①果たして自分が購入を検討しているエリアはこの先需要があるのか。②建物・マンションは減価償却するという事です。
①について、現在日本の不動産価格はピークに達していると言われています。
家を購入する人はざっくり①若いかた②お金のある方(または安定職種)だと思います。
しかし、現在の日本は少子高齢化社会に突入しており、それはこの先日本の不動産を買う人は減る事を意味しております。つまりは価格の下落です。
一部需要が減らないエリアもあるとは思いますが、(例えば東京都内の高層マンション上層など)大半のエリアは価格が高騰することはないです。
②について、不動産の価格は場所によると言うもので、どれだけ建物にお金をかけようと、等しく20年で建物価格は0になります。
仮に一流のハウスメーカーで建物を建てたとして、建物は0円の価値になるとは限りません。しかし、結局その場所が需要の少ないエリアだと、買う人は現れないと言うことになります。
2.まとめ(※重要)
賃貸と比べてよくある営業トークで、「賃貸よりも購入した場合の返済価格の方が安くなりますよ!」と言うのがあります。(住宅ローン利用の場合)
しかしよく考えてください。購入の場合は返済額は変わらないです。資産価値は減り続けているのにです。
賃貸の場合ですと、需要によって賃料は変わります。さらに自分の生活状況に応じて賃料の高いところor低いところに自由に移住する事ができます。
住宅ローンを借りる場合ですが、借りる期間の約30年をどのように捉えるか。そこが考えるべきポイントだと思います。
30年間の間に何か起きないか?返済が終わった後、どれほどの資産になっているのか?
そもそも資産とは、資(=お金)を産むものであり、本当にお金を産んでいるのか?負債じゃないのか?
考えることが多いですね。
前回も言いましたが、このような内容は不動産営業マンに相談する事ではないです。自分で考えて決める事です。
続きもどんどんアップしていきます!
有難うございました!