【初心者向け】電子マネーと仮想通貨の違いとは?
仮想通貨って何?
電子マネーと仮想通貨一体何が違うのか?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、2015年8月から仮想通貨トレードを始め、今年で5年目。
ブロックチェーンやFinTechに将来性を感じ仮想通貨に関して日々学習しています。
その他、指数先物・コモディティ・FXのトレーディングを行っております。
◆電子マネーの特徴
・円をデジタル化したもの
・発行主体が明確
・限られた経済圏でしか利用できない
▼電子マネーとは
自分のお金を電子化することで、財布を出したり、お釣りの受け渡しがなくなるので非常に便利です。
発行主体と運営がそれぞれ決まっており、
LINEpayであれば、LINEPay株式会社、
PayPayであれば、ソフトバンクとYahoo!が共同経営しているPayPay株式会社、
Suicaであれば、JR東日本などが運営をしております。
電子マネーは日本円を電子化したものなので、価値の変動は日本円と同様になります。
また、限られた経済圏でしか利用できないということで、
あなたがSuicaとして電子マネーを持っていても、小売店が取り扱いをしていなければ利用できないです。
◆仮想通貨の特徴
・インターネット上でのデジタル通貨
・通貨自体が価値を持っている
・分散型で管理している
・海外送金が便利
▼仮想通貨とは
インターネット上でのデジタル通貨である。
ネット環境があり、スマホさえあれば世界中どこにいても支払いや受取ができます。
仮想通貨の仕組みは通常の法定通貨と異なり、
管理するための国家や中央銀行のような組織が存在しないことが多です。
利用者みんなでネットワークを管理する分散型ネットワークと呼ばれる仕組みで管理しております。
これにより、国家や中央銀行等の第三者機関を介さずにP2Pでの安心で信憑性のある取引が可能になります。
この仕組みをブロックチェーン(分散型台帳技術)と言います。
電子マネーと大きく異なるところは、
仮想通貨はそれぞれの通貨自体が価値を持っているという点が挙げられます。
例えば、日本円で10,000円分のビットコインを購入して1週間後に見てみたら、
11,000円に増えてなっていたり、
逆に9,000円に減っていたりする変動リスクがあります。
また、仮想通貨は海外送金で便利です。
銀行で海外送金を行うと、数千円の手数料と着金までに数日間かかると言われております。
しかし、仮想通貨であれば、手数料が数円または、1円未満で数秒で届くことから非常に利便性が高いです。
海外などから出稼ぎに来ていて、
母国の家族に毎月送金する際も仮想通貨であれば、
余計な手数料取られることなく、瞬時に送金ができるのです。
その他、海外の国々では政情不安であり、
自国の通貨が安定していなかったり、そもそも銀行まで何日もかかる…
こういった国に住んでいる方でもスマホは持っているので
仮想通貨の方が余程、便利で安全に資産を持つことができる場合もありますね。
それに世界を見ると、
未だに20億人の人々が銀行口座を持てない人がいる中で
仮想通貨のウォレットなら誰もが持つことができます。
私たちは、日本円という安定した通貨を持っているのでニーズを感じない方々も多いのかもしれないですね!
◆仮想通貨の危険性
・価格変動が激しい
・送金ミス・管理リスク
市場規模が小さいことから価格の変動が激しいです。
価格は常に需要と供給のバランスで変動しているので買うタイミングが悪いと、資産を大きく減ってしますリスクがあります。
逆に買った後に価値が高騰すれば資産が増加することになります。
仮想通貨では、送金先のアドレスを間違えてしまうと取り戻せなくなってしまうので注意です。
また、分散型ウォレットを使用している場合、
秘密鍵や復元フレーズといった合言葉を忘れてしまうと資産を取り出せなくなってしまします。
銀行などであれば、暗証番号を忘れても銀行がサポートしてくれますが、
仮想通貨の場合、自己管理になるので十分に注意が必要です。
◆仮想通貨の未来
結論、主に決済手段や価値に担保に利用されることが期待できると思っております。
仮想通貨を活用した決済が普及することで、需要が増加し、価格上昇の要因となる可能性があります。
またETF(上場投資信託)の認可されれば、
投資ファンドなど仮想通貨をポートフォリオに入れた金融商品の販売出来るため、
これまでより多くの投資家の資金流入が期待でき、価格の高騰が期待できます。
そして、ブロックチェーン(分散型台帳技術)は金融分野以外のところでも大きく発展すると期待されております。
それでは、以上です。
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