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東京蚤の市 使う

 東京蚤の市の余韻も静かに日常に溶けてゆき、ぐっと寒くなってきた昨日、配送を手配していた小引き出しが届いた。台所とリビングとを隔てるカウンターの上にサイズが合うのか少し不安だったけれども無事に置くことができた。

 蚤の市直後だったか、開催中の期間だったのかよく分からないけれど『東京蚤の市』とTwitterを検索していて、ふと目に止まったツイート。

『蚤の市で購入した品をどのようにつかっているのか気になります』

 確かに気になる。なかなか"使っている"状態は見る機会が少ない。使っていたとしても所謂「映える」画像だ。

 これは我が家で『使っている』姿。

 今回、買った琺瑯の片手鍋は、味噌汁やスープを作るお鍋として台所で活躍中。会場が大井競馬場だった時に買った鍋はカレーなんかの煮込み料理用。琺瑯のお鍋だと、調理しているとテンション上がる。お鍋の模様が綺麗だからだろう。
 そして、お鍋に恥じぬよう掃除もしなくちゃと意識も出てくるので便利アイテムかもしれない。

白いのが片手鍋

 テーブルセンタークロスは急須や茶葉をしまっている棚の上にぴったりだった。刺繍の可愛らしさで購入。この収納箱の上に敷くのにピッタリだろうなと思っていたのが当たった。

あつらえた様にぴったり

冒頭に出てきた小引き出しには文房具、子供たちの学校のプリント、直ぐに使う塗り薬などを入れた。

 小引き出しを置く為にカウンター上を掃除した。カウンター上の収納箱には乱雑にキャラクターのフィギュアなんかが置かれていたし、プリント類もぐちゃぐちゃにしていたので、スッキリと掃除ができて良かった。

 お家へ帰るまでが遠足、小引き出しが届くまでが東京蚤の市。
 蚤の市で並んでいた古道具たちは新しい仕事を与えられて何を思うのか。我が家に来て良かったと思われるように大切に使っていこう。

 ようこそ、我が家へ。どうぞよろしくお願いします。

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